ファイターズ
2025/02/13 21:40

【一問一答】河野竜生 ピラティス効果で体の自在性向上を実感 今年も50試合以上の登板を狙う

ブルペンで投球練習する河野=撮影・松本奈央

 日本ハムの河野竜生投手(26)が13日、沖縄・名護の1軍キャンプでブルペン入りし、55球を投げ込んだ。昨季、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した左腕。さらなる飛躍が期待される今季は、球種増と、体の自在性を向上させるためにピラティスの導入に着手した。3年連続となる50試合登板の達成に意欲を見せている。一問一答は以下の通り。

―ブルペンで55球を投じた。テーマは
「これから実戦も近づいてくるので、できるだけ試合を想定しながらのピッチングになりました」

―手応えを感じている部分は
「真っすぐがしっかり叩けて投げきれている。コースは甘いんですけど、真っすぐ自体の強さというのは、今の段階ではいいのかなと思っています」

―昨年はタイトルを獲得。今年のキャンプはどんな思いで取り組んでいるか
「去年は個人的にもタイトルを獲れて、2年連続で50試合登板を達成できた。(今年は)去年と同様に50試合を目標に、そこを最低ラインに置けるぐらいのレベルまで行きたいと思っていますし、またタイトルを獲れるような成績を残したい。その分、責任感というか、しっかり仕上げていかないといけないという思いもある。寒く、天気の悪い日が続いているので、まずはけがなく慎重にやっています」

―新しい取り組みや、さらに磨いていることは
「1月の自主トレでピラティスを導入して、新しく取り組んできた。それがすぐに出るかどうかは分からないですけど、今の感覚としては、すごく良い方向に来ているのかなと思います」

―タイトルを奪取した次の年ということで、研究もされる
「リリーフに専念してからは、真っすぐとカットボールの2球種がピッチングの大半を占めていた。それも研究されていると思いますが、僕自身もレベルアップしていく上で、そのボールを常に磨いていくつもりでいます。ほかの球種であったり、配球面であったりというのは、自分も研究しながら、相手のもう一つ上に行けるようになればいいかなと思っています」

―意識している変化球はあるか
「球種的には真っすぐ、カット。右バッターだったら入ってくるボールで、左バッターだったら逃げていくボールという意識が去年までである程度できていて、相手もそれを意識してくるかなと思う。その逆に曲がっていくボールであったり、コースであっても左バッターの近いところという、去年までにないボールをしっかり投げきれるように。今のキャンプでのテーマとしてやっています」

―松浦が1軍に合流。キャンプ前は一緒に自主トレを実施していた。学んだこと、得られたことは

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