【一問一答】河野竜生 侍ジャパンに初選出 「インパクトを残したい」
侍ジャパンに初選出された河野(左)と斎藤
侍ジャパンの強化試合(3月5、6日、京セラドーム、vsオランダ)に出場するメンバーが14日に発表され、日本ハムから斎藤友貴哉投手(30)、河野竜生投手(26)、万波中正外野手(24)、水谷瞬外野手(23)の4選手が選出された。WBCのマウンドを見据える初選出の河野が意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
―侍ジャパン初選出が決まった今の心境は
「評価していただいて、素直にうれしい気持ちはあります」
―候補入りを耳にした後、キャンプの中で心境の変化はあったか
「WBCほど大きな大会ではないとは思いますけど、それでも代表の候補に挙がるというのは、それだけでもすごくうれしいことですし、モチベーションになりました。良いキャンプが送れているかなと思います」
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―選出はどのように知ったか
「栗山CBOと新庄監督に呼ばれて、そこで話をしてくれました」
―どのような言葉を交わしたか
「チームの代表として、良い経験になると思うから頑張ってきてと。監督からは楽しんできて、とも言ってもらいました」
―初めて日の丸を背負う。責任を感じるか
「それほど実感はないですけど、僕自身アマチュアからやってきて、一回も選ばれたこともなかったですし、自分自身、無縁なことかなと思っていた。まさかこの(侍の)トップチームで選ばれるというのは想像もしていなかったので、その驚きの方が今は強いです」
―どのような活躍、アピールをしたいか
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「何か一つインパクトを残したいなと思っていますし、来年のWBCに向けて良い経験になると思うので、一つでもアピールできるところがあればいいかなと思っています」
―世界を相手にする中で、自身のストロングポイントをどう出していきたいか
「井端監督も、去年までのシーズンでのピッチングというのを見て評価してくれていると思うので、そこはぶらすことなく。真っすぐとカットでやってきたので、そこは軸になってくると思いますし、自信を持っていけたらいいかなと思います」
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―試合は3月上旬。ここからのキャンプではどういう調整をしていきたいか
「今はシーズンしか見えていなくて、その中ですごく緊張感のある試合が入ってくるというぐらいの気持ちなので、そこまで(侍に)入り込んでいるというところはない。シーズンに向けての準備を大前提に置いて、その中でも日本中の人が見ると思うので、恥ずかしくないようなプレーをしたいなと思います」
―日本ハムからは4選手が選出された
「ファイターズの中でもポテンシャルの高い3人が僕以外にいるので、一緒になってチームファイターズで頑張りたいなと思います」
―WBCにつながる道だという意識を持っているか
「はい、当然あります」
―WBCへの思い、憧れは
「前回のWBCを見ていても、あのメンバーに入りたいという思いがありました。そういう選手になりたいなと思っていたので、そのチャンスがこの3月に来るというところで一層、気合が入っています」
―井端監督が視察に来ていたが、どんな声をかけられたか
「けがなくやってくださいというのと、楽しみにしているということも言ってもらいました。あとは、たぶん投げる日も決まっていたので、そこを伝えられました」
―中継ぎでの起用が予想される。期待の言葉は
「いえ、そんな感じ(の言葉)は言われなかったですね。ただ、リリーフの左ピッチャーは、僕が見ても数は本当に少ないと思うので、その分、需要はあると思っている。その中に割って入れるようなインパクトを残したいなと思います」
2月3日、視察に訪れた侍ジャパンの井端監督(左から2人目)にあいさつする河野(左)と斎藤(右)