コンサドーレ
2025/02/15 19:30

《大分戦前日》決着をつける〝ディサイダー〟の選手層はJ2の中でトップクラス

 

■2月15日、熊本・大津町運動公園球技場

 9年ぶりにJ2リーグを戦う北海道コンサドーレ札幌は15日、翌日に控える大分との開幕戦(クラサスドーム大分)に向け、熊本・大津で最終調整を行った。練習を終えた岩政大樹監督(43)は報道陣の取材に応じ、新体制で迎える今季の意気込みを語った。

―開幕を迎える心境は
「楽しみですね。選手の時より楽しみかも。以前、違うチームの監督をしていたときよりも。それは自分の中の成長と言えるのかもしれません」

―キャンプを過ごして
「スタッフ、選手たちのおかげで非常に素晴らしいプレシーズンになりました。非常にし烈な競争が行われていて、これだけケガ人が少なく開幕を迎えられて20人を選ぶのが大変な状況。本当にありがたい悩みです」

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―大分の印象は
「あちらからするとホーム開幕。強度の高い守備でこぼれ球を拾って、ショートカウンターを狙ってくる印象です。それに対して自分たちが、どれだけやってきたことを出せるか、という試合になる」

―北海道から多くのサポーターが来る。意気込みを
「これから長いシーズンを共にします。きっと楽しいシーズンになると思いますので、楽しみにしていただければ。これから良い時、苦しい時があると思いますが、それを乗り越えられるチームづくりができたと思う。共に戦っていただきたいです」

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―今年のコンサドーレのサッカーを一言で表すなら
「どういうサッカーというのは難しいけど、少なくとも昨年とは違うサッカーです。北海道コンサドーレ札幌が目指すフットボールが継承されながら、新しいものに変わっていく。変化を見られると思うし、今後もできるだけ長く発展していくフットボールを見せたい。そういうシーズンになると思います」

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―独特の難しさがあると思うが、開幕戦の位置づけは
「38分の1ですか? そうではないですか? とよく言われますが、どっちでもないと思います。どちらかと言ったときに間違えるものだと思っているので、どちらとも言いません。開幕戦を戦う前は、開幕戦が一番大事だと言いますし、これが終わったら2節目が大事だと言う。それが終われば次の試合が大事だと言い、次はホーム開幕が大事だと言う。その繰り返しですね。そういう世界だということを僕はよく分かっていますので、どちらとも言いません(笑)」

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―開幕戦で見極めたいポイントは

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