コンサドーレ
2025/02/15 21:00

高嶺朋樹 総力戦でJ2制覇へ「層が厚く、誰が出ても同じクオリティーを出せる」

障害物を避けながらダッシュするMF高嶺=撮影・石川崇子

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■2月15日、熊本・大津町運動公園球技場

 熊本・大津町で2次キャンプを開催中の北海道コンサドーレ札幌は15日、翌日に控えるシーズン開幕戦(vs大分)へ向けて最終調整を行った。今季から主将に就任したMF高嶺朋樹(27)は、あらためてJ2優勝とJ1昇格への決意を表明。言葉とプレーで仲間を鼓舞し、ロケットスタートを切るつもりだ。

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大分との開幕戦へ「勝つ自信ある」

 シーズンの行方を占う一戦へ、自然と気持ちは高ぶる。「(キャンプの)1カ月は早かった。準備はしてきたので大分に勝つ自信があるし、試合を早くやりたいです。J1昇格という明確な目標があるので、スタートダッシュを切るためにも初戦は大事」と、高揚感を言葉に変えた。

勢いで先に飲み込んだ方が有利

 大役を担うことで、責任感は強くなった。主将としてチームを先導する高嶺は、独特の空気が漂う開幕戦をイメージし「(緊張して)硬くなると思う。きのう(14日の)のガンバ、セレッソ戦を見ても、最初に勢いで飲み込んだ方が試合を有利に進められると感じた。自分が先頭に立って、試合前の意思統一をやっていきたい」と力強く言い切った。

MF長谷川(左)とボールを競り合うMF高嶺

 

 岩政監督は主将に任命した意義を語り、大きな期待と信頼を寄せた。「これからシーズンを送る中で非常に苦しくなると思うけど、彼はそれをするべき選手でありタイミングでもある。乗り越えたときに素晴らしいキャプテンになる。良い経験をしてほしいと願うだけです」と、親心を口にする。

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