【プレーバック】J2第1節 大分2-0札幌
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■2月16日、クラサスドーム大分
敵地で岩政監督の初陣飾れず
9年ぶりにJ2リーグで戦う北海道コンサドーレ札幌は、開幕戦で大分トリニータとアウェーで対戦し、0-2敗れた。今季から就任した岩政大樹監督(43)の初陣となったが敵地で勝ち点を奪えず。手痛い黒星スタートとなった。
札幌は昨季と同じ3-4-2-1の布陣で試合序盤からボールを保持し、主導権を握った。大分も同じ布陣だったが、守備時は5-4-1でブロックをつくってカウンターを狙った。
前半は両チームとも初戦の硬さからか、なかなかシュートに持ち込めなかったが、ようやく36分に札幌の好機は訪れた。開幕スタメンを勝ち取った大卒ルーキーMF木戸柊摩(22)が前線でボールを奪ってショートカウンター。FWジョルディ・サンチェス(30)とパスをつないで左足シュートを放ったが右に外れてしまう。同43分にはサンチェス、MF青木亮太(28)とつないで右のMF近藤友喜(23)がラストパスをゴール前に送ったものの走り込んだサンチェスがミートできず。無人となったゴールに入らなかった。
後半に入っても決定機で精彩を欠いた。17分、札幌の選手3枚替えで途中出場したMF田中克幸(22)が敵陣深くの左サイドへいきなり絶妙スルーパスを見せ、DF中村桐耶(24)がペナルティーエリア内左からクロスを上げて決定機をつくるも、走り込んだ青木が合わせられなかった。
すると流れは徐々に大分に傾いた。同28分に自陣左サイドのロングスローからゴール前にボールを入れられ、こぼれ球を押し込まれて先制を許してしまう。同39分にも自陣ペナルティーエリア右の相手FKから、クリアのこぼれ球を2度打ち抜かれて厳しいコースに押し込まれた。
札幌が主導権こそ握ったが、セットプレーの2発で試合を決められた。
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■開幕スタメンで1トップに入ったFWサンチェス(30)
「良いフィーリングでスタートした。みんなで力を合わせて試合に入ったつもり。僕はビッグチャンスを決められず、少しがっかりです。チャンスは2回あった。1つは相手キーパーが良いセーブをした。2つ目(近藤のクロス)は、ちょっとテンポとパススピードがやりづらくて…という感じです。(中村の)スルーという声が聞こえたけど視野に入ってなかった。自分で行こうとしてタイミングが合わなかった。スライディングしようとしたけど、水を撒いてないからグラウンドがベタベタしてやりづらさがあった。フィーリングは良い感じですが、結果が全てです」
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