ファイターズ
【プレーバック】練習試合 楽天4ー11日本ハム(2月16日、Enagicスタジアム名護)
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4番・野村が3長打4打点
日本ハムは今季2戦目の対外試合となる練習試合を楽天と行い、11-4と爆勝した。三回に守備の乱れで先制を許したものの、六回に「4番・DH」でフル出場した野村佑希内野手(24)の左越え2点二塁打で2-1と逆転に成功。直後の七回に犠飛で同点に追いつかれたが、再び直後の七回裏の攻撃で仕掛けた重盗で1点勝ち越し、代打で途中出場した水谷瞬外野手(23)の中前適時打でリードを2点に広げた。
八回に5番手で登板した堀瑞輝投手(26)が2失点して再び同点にされたが、裏の攻撃で打線が一挙爆発。打者12人の猛攻で6安打3四球、2犠打で7点加え、試合を決めた。
投げては、今季4年目を迎える期待の同学年トリオが2回ずつ投げて、順調な調整ぶりをアピールした。先発した柳川大晟投手(21)は1安打無失点、1奪三振。2番手の達孝太投手(20)は2安打2四死球1失点。味方の守備の乱れで1点失ったが、自責ゼロと踏ん張った。3番手の福島蓮投手(21)は2回無安打無失点の完全投球。五回はわずか5球で楽天打線を料理した。
4番に据えた野村がすべて長打の3安打4打点と打棒炸裂し、七回には2死一、三塁から重盗を仕掛けて1点奪うなど、新庄監督らしい攻撃の形が見えてきた。