《SHINJOの信条》打ち方が変わりました。オレがやるんだという気持ちの打席に見えません?
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■練習試合 楽天4-11日本ハム(2月16日、Enagicスタジアム名護)
(試合後、自ら)
「めちゃくちゃいいチームじゃないですか。このつながり。去年の続き、後半戦の戦いの続きが今も見られているような試合でしたし、途中から出た選手も一発で仕留めてヒットを打ってくれるし、盗塁もいいし、しっかり守備もね。確実に当たり前のプレーをしっかりしてくれているし、野村くんは今日はダメでしたね。オレはオフ約束した。ツーベース打てと。スリーベース打ちやがった(笑)」
―一個先の塁に行った
「先、行っちゃダメ。約束は守らないと。完璧じゃないですか。満塁での欲しい時にレフトオーバー、ランナーいないときの右中間、もう1回回ってきて今度は左中間。もう野村くんの場合はずっと打ち続けないといけない。もうオープン戦からずっと。今日もフルイニングで行くということを伝えて。ファーストの野村くんがいいのか、DHの野村くんがいいのかは、ちょっと見極めていかないと。楽しそうに今日レイエス、(シートノックで)サード守っていたでしょ」
【レイエス 1軍キャンプに合流 早期の試合出場に意欲「いつでも準備はできています」】
―すごい球を投げていた
「ハッハッハッ。楽しくテンションの上がる練習をして、試合前にね。楽しめば乗ってくるし、ああいう、したことないポジションを守りながら、早く試合に出たいっていうワクワク感を持って行くのもいいかなって、今日サード守らせて。グワチョ(マルティネス)も打ってくれたし、サイン通りにみんなが一発ですべて成功してくれるっていう。出す方も思い切って出せますし」
―七回には一、三塁で重盗を決めた
「あそこでディレードスチール、ダブルスチールかけて、うわっ走った、焦りを持たせてちょっと送球がそれた時に1点取れたらいいかなって。普通にこなしてくれるから」
【松本剛 ゲームに出たら生きるな、という姿を見せるしかない】
―実戦形式であえて見せた。それとも練習の一環か
「練習の一環。もちろんシーズンもしますけどね。もちろん、もちろん、タイミングを計る。アウトになってもいいんですよ。しっかりタイミングを、今の時期は選手に分からせる。まあまあまあ、できますけどね。普通に」
―確認くらい
「ですね。あとは一、三塁でのエンドランでしっかりゴロを転がせて、しかもつまり気味の。ゲッツー崩れで1点を取りたいときに、ちょっとストライクゾーン広げてもらってのゴロを打てていないところが、去年からありますね。そこくらいかな。今日ピッチャーに関してはノーコメント! もうコメントすることがない」
―野村の変わったところはどこか
「もうみんなが分かるように打ち方が変わりましたよ。気持ちも去年ずっと2軍で過ごさせて、その過ごした悔しさを僕が開幕で4番で行くよと。ぐわーっと下からこみ上げてくるような、オレがやるんだという気持ちの打席に見えません? なんか。今年はやるんだって。こういう今日も打点付きのヒットがかなり自信になってくる。ホームランはいらないんですよ。ヒットでいいんですよ。あれをもっと大きいの狙おうとすると、崩されての内野フライが多くなる。このまま続けていってほしいですね」
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―これからも実戦に出続ける
「今後、調子いいのがずっと続くわけではない。ちょっと落ちてきた時に休ませようかな。居残りでもさせて自分で自由にさせるのも、考えているし。その辺は僕と野村くんの関係性ですね」
―タイムリーを打った後、話し掛けていた
「約束破っただろ、って。ツーベースって言ったやん。すみません。パ・リーグ、ツーベース王にならないと。右に左に左中間、右中間」
―新加入の古林睿煬が初めてブルペン入り
「何%か分からないけど。80%? いや、びっくりしました。今日、立ち投げだけと聞いていたんですけど、座らせてもキャッチャーミットの先、もっと遠くにキャッチャーがいて、その間に伸びてくるような、垂れていないイメージ。もうこんないいピッチャーなんだって印象を受けましたね。ちょっと息が詰まるようなうれしさが出てきました」
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