【一問一答】松本剛 ゲームに出たら生きるな、という姿を見せるしかない
八回1死満塁、犠飛を放つ松本剛=撮影・松本奈央
■練習試合 楽天4-11日本ハム(2月16日、Enagicスタジアム名護)
日本ハム・松本剛外野手(31)が16日、楽天との練習試合(名護)に途中出場し、2打数2安打1打点1盗塁とハッスルした。試合後の一問一答は以下の通り。
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―右に左にヒットが出た
「紅白戦しかやってませんでしたけど、打席に入っている感じは悪くなかった。結果が必要な立場なので、結果が出てよかったです」
六回無死一塁、右前打を放った松本剛(左)
―一塁走者でダブルスチールも決めた
「そうですね。そこは僕みたいなタイプはどんなサインが出ても対応できるように、と思っていたし、こういう試合で一、三塁になった時点で何かあるなと思っていた。準備もできていたと思います」
―新庄監督も就任4年目を迎え、選手も慣れてきた
「一、三塁になった時点で、カウント次第で何かあるんだろうな、って雰囲気がベンチ含めてみんなあったと思う。僕もそこは思ったので、だいぶ読めていたところがありました」
―アピールしないといけない難しさ
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「そうですね。外野にいい選手たくさんいますし、すごく良い状態の選手も多いと思う。そこに関しては僕も負けじと結果を残さないといけない。僕みたいなタイプは練習でいいと思われるタイプではないので。ゲームに出た時にゲームに出たら生きるな、という姿を見せるしかない。ゲームプレーヤーとして生きていくしかないと思っている。ゲームに出たときは、打つだけでなく守備、走塁含めて何かしらインパクトを残せたら、と思っています」
七回2死一、三塁、水谷の適時打で生還した松本剛(右)が新庄監督とタッチを交わす
―チームの雰囲気はどうか
「まあね。勝つにこしたことないと思うし、チームの雰囲気というか、みんなめちゃめちゃ打つので、あんだけ打ったら勝てるでしょ、って感じ。みんな良い状態なのかなと思います」
―昨季を経て、選手たちの意識も変わってきた
「本当に自信に変わっているな、っていうのは、どの選手もあって、昨年2位って悔しい終わり方なんですけど。最下位、最下位から2位に上がってきているところでは、このチームで勝てる手応えは僕含めみんな感じている。そこに関しての責任感は個々に生まれている。僕が言えることではないですけど、感じますし、年齢問わずそういう意識を持った選手が増えてきているのは事実だと思います」
―結果につながっている
「そこは分からないですけど、本当キャンプの練習試合にしろ、紅白戦にしろ、みんな意識高いところでプレーしているなと感じますし、それが間違いなく、チームとしての相乗効果になっていると思うので、野手の方が僕は近くにいるので、すごく感じますね」
八回1死満塁、犠飛を放った松本剛(右)が生還した郡司(左)とタッチを交わす
―選手会長から見て、開幕4番・野村の活躍は
「打っても打たなくてもいいかなと思っているので極論。昨日ジェイとたまたま一緒に(宿舎へ)上がるタイミングで、悔しそうな感じで。もちろん打てなくて悔しいってのは分かりますし、ジェイの場合は4番に決まっているので。おまえ、オープン戦50タコしようがシーズン入って打てばいいんだから、あまり気にするなよと声かけてましたし、本人も見ての通り1本打ったら乗っていく選手。技術はあるし、今年は間違いなく打つと思います」