ファイターズ
《ハム番24時》2月16日
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前日15日の紅白戦でプロとして初の実戦に臨んだ、ドラフト6位ルーキーの山城航太郎。1イニングを投げて被安打1、1奪三振で無失点と、まずまずのピッチングだった。が、その投球内容以上に注目を集めてしまったのが、投球時に何度も帽子を落としてしまっていたこと。新庄監督からも会見の中で苦言を呈されるなど、違った意味でのほろ苦いデビュー戦となった。
そして迎えた16日、国頭を訪れると、山城が早速改善に向けて動き出していた。「特注の帽子が1カ月ぐらいかかるので、それまでは小さいもので、という感じです」と語る背番号63の手には、新品の57センチの帽子が握られていた。今後ブルペン入りの際などに着用してテストしていくという。
「投げる以外の部分というのも、すごく学ぶことが多かった。でも起きてしまったことは、もうどうしようもないので、これから起こさないように改善、修正していければなと思います」。〝帽子〟で注目されたルーキーが再発を〝防止〟し、今度こそピッチングで監督を唸らせてみせたいところだ。