《SHINJOの信条》（捕手の起用について）新たな使い方を編みだしていきたい
■練習試合 日本ハム５－３中日（２月１８日、沖縄・Agreスタジアム北谷）
―（試合後、自ら口を開き）
「いやぁ～。僕はいつも、練習前に外野の（フェンスの）ラバーをチェックするんですけど、（きょうもチェックして）ちょっとこの球場のラバーは外野手が後ろの打球を追いかけていって、あの（速い）スピードでぶつかったら、本当にコンクリートと一緒くらいの硬さだなと思って。両チーム、けがしないでほしいなって思っていたんですけど、きょうの（中日の）樋口くんのあのけが（八回に左翼後方の打球を追い、フェンスに激突）。プロ野球のキャンプをここで１カ月張るのであれば、あのラバーはもう間違いなく替えないと。ドラゴンズの球団の方は、あそこにしっかりお金をかけて直さないと今後、選手たちの寿命、プロ野球選手の寿命を短くする一つのポイントにもなる。ファイターズの球場があの硬さだったら、僕がお金を出してでも替えていますよ。それくらい危険なことなので。来年のキャンプでは替わっていることを願いたいです」
―そんなに硬いのか
「めちゃくちゃ硬い。（コンクリートの柱を触りながら）一緒ですもん。あと、レフトの線が引いてあるところの部分が山なりになっていて、選手が打球を追いかけた時に、足をひねる可能性がある。そのへんも直してほしいですね」
―選手には試合前に注意をしていたか
「深めに守らせましたね。うちの選手には。無理はさせない。でも、やっぱり樋口くんなんかは、ああいう打球をしっかり捕ってアピールしないといけないので、ああいう勢いには必ずなるので、それだったらラバーを柔らかくして防げるところは防いでもらいたなってすごく思いましたね。もったいないでしょ、あれでけがしたら。すごい腫れていましたもんね。たぶん腕も首も全て。いや～、ちょっとかわいそうでしたね」
―（自ら口を開き）
「しかし、支配下にしたい選手がめちゃくちゃいますね」
―うれしい悩み
「いや～、本当に。育成のレベルが高すぎて。松岡くんも（今までの）松岡くんじゃないもんね。しっかりトレーニングしてきて、今年に懸ける思いが伝わるくらいの球を放っていましたね。平均１５０（キロ）出ている。清宮（虎）くんも１５３、４出ていた。誰を上げようか。１枠は残しておかないといけないと思うので、３人。それも楽しみですけどね」
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―育成選手も開幕からの戦力として考えられる
「もちろん、もちろん。もちろんですよ。ずっと見ているのでね。ファームの試合も見ている。タイミングが合えばフロントと話をして、考えが一致すれば一気にとんとんとんって１軍のマウンドで投げる可能性もあるし、１軍の期待している選手が２軍に落ちる可能性もあるからね」
―斎藤の投球はどうだったか
「やっぱり、もう１個、欲しくないですか？ タイミングを狂わせるピッチングフォーム。やっぱり、きょう（斎藤から本塁打を）打った福永くんも素晴らしいですけど。（斉藤が）あれだけ乱れていて、一発でストライクゾーンに来た球を仕留める。もしかしたら見やすいかもしれないですね。それは本人が考えないと」
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―初実戦の金村は
「いつもの金村くんかなって。心配はないですね」
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―打線は
「毎試合、１０本以上（安打を）打ってくれているので、大したもんですよ」
―郡司が捕手でアピールした
「去年、サードを守って、キャッチャーに戻って、足のステップの使い方がうまくなったんじゃないかなと思いますね。ランナーが走ってセカンドに投げる時に、タタタンって、足のステップのうまさがある。肩が、そこまですごいボールを投げるキャッチャーじゃないんですけど、捕って素早く投げることがキャッチャーの一番、重要なところ。あとはコントロール。トントンっていう投げるタイミングがいいですね」
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―正捕手の可能性も
「まだ決められないですけど。もちろん、バッティングはいいものがあるので。キャッチャーは固定というより調子のいい選手とピッチャーの相性もあるので、そのへんで新たな使い方を編みだしていきたいと思います」
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