杉浦稔大の〝うんちく話〟 第2回のテーマは「2月」 伊藤大海も「うんちく王子」と崇拝
杉浦(右)の〝うんちく話〟コーナー第2回には伊藤(左)も登場=撮影・小田岳史
待望の第2回! 今回はエース右腕が参戦だ!
日本ハムの杉浦稔大投手(32)が、得意の?〝うんちく〟を披露するコーナーが第2回を迎えました。テーマは春季キャンプが行われる「2月」。2月25日の生まれの道産子右腕が、2月はなぜ28日と短いのか、そしてバレンタインデーの起源を語ってくれました。
北海道会ではベテラン捕手とともにMC役
杉浦のうんちくキャラが、チーム内でどんどん広まってきている。道産子選手が集った「北海道会」では、伏見とともにみんなに話を振る役目を担当した。
やはりネタ元は…エースが最新のエピソードを披露
その会に参加していたエースの伊藤は「杉浦さん、しゃべりますよ。マジで〝うんちく王子〟です。この前も体脂肪率がちょっとあった方が風邪を引かないらしいという、うんちくを人づてに聞きました。ナバさん(生田目)が言っていて、誰が言っていたんですか? と聞いたら、杉浦さんって」と明かす。
投内連係の順番を待つ伊藤(上)と杉浦
チーム内でも大きな反響があった家の話
当の本人は「常識ですから」と至って冷静。「さっきも大海と、家の話をしていたんですよ。僕の実体験を話していたら、(伏見)寅威さんが『また披露しているの』って。大海から聞かれたので、話しただけですよ。寅威さんと大海の対談のせいで(うんちくキャラが)生まれたので、生み出した身として(思いが)あるんだと思います」とのことだった。
縁の深い月 自らテーマに選択
今回は、このコーナーの発案者であり、トークの引き出し役である玉井が不在。杉浦自らテーマを考えてくれた。
「キャンプって2月じゃないですか。2月でいきましょう。なんで2月だけ28日か知っていますか? 僕の家族は2月生まれが多いんです。僕、弟、妹、ばあちゃん、(自身の)子ども、父さんも。2月だけ、なんで?と思って、一回、調べたことがあったんですよ」。誕生日を1週間後に控え、旬な話題を提供してくれた。
さすがの知識 勉強になります!
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2月の日数が少ないのは、古代ローマの暦が影響しているようで…
「昔でいうと、2月が(今の)12月、年末だったんですよ。3月から春じゃないですか。昔は農作業のために、たぶん暦が数えられていた。冬場の時期は暦がなかった。3月が1月で、10カ月しかなかったらしいです。今でいう1月、2月は冬で農作業が進まないから数えない期間だった」
暦を何度が作り直していくうちに、「昔は奇数が良しとされていて、(1カ月間は)29日か31日。そのためには、日程を調整しないといけない。それを年末の2月にしたみたいです」。縁起を考えて、2月は28日しかなくなったそうだ。
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チョコをあげるのは日本だけ!?
お次は2月最大のイベント「バレンタインデー」について。
「バレンタインは有名じゃないですか。まず、チョコをあげるのは日本発祥。海外では恋人同士が贈り合うとか、男の人が贈るとか、恋人たちの日なんですけど、日本では百貨店のキャッチフレーズ。チョコを売るために、チョコをあげましょうというキャンペーンにして、それが定着した。なんならホワイトデーもそうですよ。お菓子業界がお返しにあげましょうと」
恋人たちの日になったのは、実は…
ちなみに今年のバレンタインデーは宿舎に、あさ美夫人と4人の子どもたちからのメッセージ付きのチョコレートケーキが届いたそう。バレンタインのうんちくには、続きもあった。
「そもそもバレンタインデーとは、古代ローマの戦争時代、若い人たちが家族を持つと戦争に行きたくなくなるから、結婚を禁止した時期があったという背景がある。その時にこっそり結婚式とかをしていていた司祭のウァレンティヌスが処刑された。そこからその日がバレンタインデー。恋人たちの日になったんですよ」
レジェンド左腕の登場も近い!?
最新の〝うんちく話〟を伝え聞いた伊藤は、家づくりのことも含めて「もっと聞きます」と興味津々だ。
「うんちくニキ(笑)。(すぐに話を)出してこれるあたりがすごいです。僕、最近、思ったんですけど、ミヤさん(宮西)もうんちく持っていますね。あの人も調べるんですよね。知識、多いですよ」。杉浦にまさかのライバル出現!? 今後の展開にも乞うご期待ください。
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