【一問一答】上原健太が2軍練習試合で2回ピシャリ アピール成功も「気持ち悪い感じ」
阪神戦の二回、先発して無安打無失点に抑える力投を見せた上原=撮影・宮永春希
■2軍練習試合 阪神2-1日本ハム(2月20日、Enagicスタジアム名護)
日本ハムの上原健太投手(30)が20日、沖縄・名護で行われた2軍練習試合の阪神戦に先発し、2回完全投球を披露した。緩急を使いながらテンポ良く投げ込み、3人ずつでピシャリ。最高の結果に安堵しながらも、現状の課題に触れて早期改善を誓った。試合後の一問一答は以下の通り。
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン開始】
―2回無失点。試合を振り返って
「結果が全てなので、しっかりゼロで抑えられたのは良かったですけど、正直に言って、投げていて納得のいくような球は1球ぐらいしかなかったので、ちょっと気持ち良くはないですね」
一回の投球を終え、ベンチに戻る上原
―今年は腕の位置を調整していたが
「そのへんはだいぶ、落ち着いてきたかなと思います。ただ、それ以外で気になる部分があって、投げていてもすごく気持ち悪い感じ。そこの方が今は心配しているところです」
―改善の余地は
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「左腕の使い方というのはちょっと考えたいところです。タイミングが合っていない。投げにいくタイミングと左腕の使い方が合っていないというか。テークバックのところでものすごく違和感があって。そこをどうにか我慢して抑えながら投げている状態。これが対バッターになるとおかしくなってしまう。ブルペンでは全くそういう感じがなくて。いくら投球練習をしても直らない。対バッターで投げていく必要があるのかなと。反復練習をして完全に体にしみこませる必要があるのかなと。もうちょっと根気強く取り組んでみたい」

―実戦で投げながら修正していくのか
「あまり猶予はないので、結果を残しながら、アピールしながら早く修正していかないと。やることがものすごく多いですけど、それが自分の立場なので。方向性を間違えないように。落ち着いて急ぎながらやっていきたい」
―実戦でしか直せない課題なのか
「今のところはそう思っています。一応、練習でも考えてやってみますが、対バッターになるとおかしくなる部分がある。おそらく、抑えたいという気持ちが(影響して)、体の突っ込み、開きにつながっておかしくなっている気がするので。力みもそう。そこは対バッターの練習が一番かなと思っています」

―ボール自体はどう自己評価するか
「真っすぐ以外はいいですね。真っすぐが一番、問題あり、という感じです。真っすぐでおかしくなりやすい。それでも試合では投げないといけない。コースと高さ、どちらを間違えてはいけないか、という意識の中で投げていれば、どうにか、きょうみたいに打ち取れるかなと思うんですけど、アピールしないといけない立場で、そういう真っすぐで満足してはいけないなと思っています」

【道スポ読み放題! お得な年払いプラン開始】