ファイターズ
松本剛 代打で安打 名護の子どもたちからもらった〝貝殻〟がパワーの源に
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■オープン戦 日本ハム1-2ヤクルト(2月22日、ANA BALLPARK浦添)
日本ハム・松本剛外野手(31)が22日、ヤクルトとのオープン戦で六回に代打で登場。1ボールから金久保の2球目を左前へ運び、チャンスメークし「今日は代打から行かせてもらったので、代打の気持ちで行きました」と汗を拭った。
強い覚悟で臨むプロ14年目シーズン
今年でプロ14年目のシーズン。松本剛は強い覚悟を胸に、キャンプを過ごしている。昨季は選手会長としてチームをけん引した一方、打率.236と不振に苦しんだ。22年の首位打者でさえ、レギュラーは確約されていない。オープン戦初戦となったこの日、先発オーダーに自身の名はなかった。
「そればかりは監督が決めることなので。今の現状でそういうふうに捉えられているのだ、って、自分の中で受け止めて。まだオープン戦が続くので、しっかり結果を残して開幕スタメンを獲れるようにしたい」。現実を冷静に受け止めている。
対外試合3戦連続で安打
勝負できる自信はある。16日の楽天戦から対外試合では、3試合連続で安打をマーク。「感じ的には悪くないと思います。ヒットゾーンに飛びそうな気がしている。しっかり継続していきたいです」と手応えを口にする。
前日に室内練習場で子どもたちと心温まる交流が
前日21日の練習日には、子どもたちと心温まる交流もあった。室内練習場で打ち込みを行った後、シャッターの下から練習をのぞいていた地元の幼稚園児たちを招き入れた。