■オープン戦　日本ハム１－２ヤクルト（２月２２日、ANA BALLPARK浦添）

　日本ハムの田中正義投手（３０）が２２日、沖縄・浦添で行われたヤクルトとのオープン戦に登板し、１回１安打無失点に抑えた。最速１５１キロを計測するなど、今年初の実戦マウンドで持ち味を発揮。新庄剛志監督（５３）から指名されたクローザーは、上々の試運転でも反省を忘れず、一層のレベルアップを誓っていた。試合後の一問一答は以下の通り。

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―今季初登板を振り返って
「良かった点、悪かった点があるので、しっかり次に向けて修正していければ」

―良かった点は
「真っすぐでファウルを取れている。まだまだですけど、状態を上げていけるようにしたい」

―課題を挙げるなら
「追い込んでから変化球で空振りを取れるようにできたら。もう、あと１カ月なので、いい状態で開幕を迎えられるようにしていきたい」

―打者の反応を見てどう感じたか

「バッターがそれほど嫌がっていない感じがあったので、まだまだだなとは思います」

―球場の表示で１５１キロが出ていた。現状の球速については
「いや、もっともっと伸ばしていかないといけないですし、全然ですね、きょうは」

―今年は抑えに指名された中で調整。初実戦に臨む気持ちは昨年と違ったか
「特に感じてはいなかったですけど、１試合投げてみて、責任というか。最後に投げるので、それを背負って、責任を持って投げていこうという気持ちがきょう、強まったので、より高いモチベーションで取り組めるのかなと思っています」