生田目翼　３０歳の誓いはファンへの恩返し「（自主トレに）めっちゃ来た！　えぐかった」昨年４３試合登板でもらった加藤賞は…

１９日に夫人、チームメート、ファンから祝福

　日本ハムの生田目翼投手が、１９日に３０歳の誕生日を迎えた。キャンプ地の沖縄入りしていた夫人、チームメート、ファンから温かい祝福を受けた右腕は、勝負のシーズンへ向け調子とモチベーションを高めている。

　「妻にはお祝いをしてもらって、ヴィトンのキーチェーンをもらいました。前々から欲しいなと思っていたんですけど、それを妻には伝えていなかったのに、たまたま買ってきてくれて、『え！　めっちゃ欲しかったやつ！』ってなりました。あとは福田も僕が好きなアミパリスの高級なＴシャツをくれた。みんなから『おめでとう』はめっちゃ言ってもらいましたし、ファンの方からもめちゃくちゃたくさん、７年目にして初ぐらいたくさん差し入れをもらったので、ありがたいです」

　三十路の誓いは２つ。「２年連続１軍完走で初の５０試合登板」と、チーム青柳での合同自主トレに大勢詰めかけてくれたファンへの「恩返し」だ。

加藤賞はヴィトンのリュック！「ありがてー」

　昨年はキャリアハイの４３試合に登板し、慕っている加藤貴と設定した「３０試合登板」のノルマをクリア。〝加藤賞〟を獲得した。「最近、加藤さんに加藤賞でヴィトンのリュックを買っていただいちゃいました。まじっすかって。（高級なもの過ぎて）ちょっと引きました。値段は教えてくれなかったですけど。ありがてー」

「ずっと一緒にいます。優しいです」

　今季の同賞のノルマが、５０試合登板。「一応４０試合からご褒美があって、４５、５０試合で、徐々に良いものになる。なのでしっかり投げたいです。加藤さんとは、キャンプ中も一番飯に行っている。本当に居心地が良くて、楽。そういう風にしてくれているんですよね。めちゃくちゃいいです。ずっと一緒にいます。優しいです」。先輩の心遣いに応えるためにも、昨季以上の結果を残すつもりだ。