ファイターズ
《ハム番24時》2月23日
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春季キャンプ中、何度か見かけて気になっていたシーンがあった。中日から新加入した福谷が、通訳なしでバーヘイゲンと会話していた。さすが慶大理工学部出身のインテリ右腕だなと感激。先日、どんな話をしているのか聞いてみた。
「それっぽくしゃべっているだけで。バギーとしゃべっている時も、通じているかは分からないです。コミュニケーション取れるいい練習の機会だと思います」。ここ数年は米国での自主トレ、プエルトリコのウインターリーグに参戦するなど、英語に触れる機会が多かったという。
「野球関係のコミュニケーションは、ノリでできることが分かってきた。普段、ホテルの食事会場でバギーと食べることが多いんですけど、そこでの会話の方が、まだ分からないこと多いなって。普段の食事のこと、アメリカでの生活、僕もファイターズとドラゴンズの違いどうなの?と聞かれることもあるので、これ何て言えばいいんだろうって」。同い年の助っ人右腕との会話が、英会話のレッスン代わりとなっているようだ。
「元々、英語が嫌で理工学部という学部を選んだ過去があるくらい、苦手意識がすごくあって。不思議なことに、苦手だった英語と、国語も苦手だったんですけど、今はnoteを書かせてもらっている。どうなるか分からないなって。今は数学全く使っていないですからね」。福谷が日々投稿している「note」は、物腰が柔らかい人柄を感じさせる文章が印象的。苦手なことに果敢にチャレンジする姿勢を記者も見習いたいと思った。