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2025/02/23 21:20 NEW

【一問一答】今川優馬 執念の先制適時二塁打 新庄監督の助言で吹っ切れた

二回1死二塁、今川が先制の適時二塁打を放つ=撮影・小田岳史

■オープン戦 楽天0-2日本ハム(2月23日、Enagicスタジアム名護)

 日本ハムの今川優馬外野手(28)が23日、沖縄・名護で行われた楽天とのオープン戦にスタメン出場し、左翼フェンスを直撃する先制の適時二塁打を放った。激しい外野手争いの渦中にいて、持ち味の長打力をアピール。「毎日がラストチャンス」と自ら追い込み、1球、1打席に執着する。試合後の一問一答は以下の通り。

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―先制の適時二塁打を振り返って
「僕自身、ファンがたくさんいて応援のある試合が久しぶりだったので、すごくテンションも上がりましたし、きのうは負けてしまって、応援してくださるファンの皆さんのためにも何とか打点を―という感じで臨んだ打席でした」

―そうした状況で結果を残した
「追い込まれはしましたけど、八木コーチが最近、長打が出ていないと悩んでいたので、ここは思い切り行ったろうと考え、しっかり振れました」

―八木コーチからはどんなアドバイスを受けていたか
「追い込まれるまでは、しっかり長打を狙うスイングをしていこうと言われました」

―どんな意識で二塁打を
「あのケースは最悪、逆方向の進塁打ができればいいかなと。ボールを長く見て、フォアボールも取れたらいいなと考えていました。試合前には、ボス(新庄監督)から『試合になったらバッティングフォームのことを考えるより、来た球を思い切りしばけ』とアドバイスをいただいて。迷いなく強く振れた結果が、ああいう打球になったのかなと思います」

―いいアピールになった
「僕は本当に打ち続けるしかないと思う。毎日がラストチャンスだと思っていますし、死にものぐるいで何とか食らいついて。あとの打席、もう1本、出したかったですけど、そういった部分もしっかり詰めて、次の試合でチャンスをいただけたらガンガン打っていきたい」

―米国での自主トレもプラスに
「それは間違いないですね。ここ最近、あまり結果は出ていなかったですけど、やるべきことをしっかりやっていれば、いつか結果が出ると思って信じて打席に立って、あとは恐れず、しっかり振ること、それだけですね」

―成果が適時二塁打にもつながった
「長打をずっと打ちたいと思ってやっているので、その1本がやっと出て良かったです」

―今後の実戦でどうアピールしていくか
「バッティングもそうですし、守備、走塁でも使えるなと思ってもらえるように、毎日コツコツと結果を残し続けるしかないと思っています」

―1打席目、カウント3―0からのアプローチがうまくいったか

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