コンサドーレ
出間思努が〝リベンジマッチ〟で同点弾「絶対にゴールを決めるという意思で…」

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■2月24日、熊本・大津町運動公園球技場
▽練習試合(45分×2) 札幌3-1熊本(0-1、3-0)
札幌得点者:出間、サンチェス、原
北海道コンサドーレ札幌は24日、2次キャンプ地の熊本・大津町でロアッソ熊本と練習試合(45分×2本)を行い、3-1で逆転勝利を収めた。先発出場したFW出間思努(19)は2本目に同点弾をマーク。新進気鋭のストライカーが猛アピールを果たした。
モヤモヤ吹き飛ばす豪快ヘッド
豪快な一撃が、もやもや募る展開を打ち破った。0-1で迎えた2本目19分。FWサンチェスからの左クロスに反応した背番号99が、打点の高いヘディングでゴールネットを揺らした。
札幌はその後もサンチェスとMF原が得点を重ね、鮮やかな逆転劇を披露。ゲームの流れを変えた出間は「負けている状況だったので、自分が点を決めたい気持ちが大きかった。ジョルディ(サンチェス)が中に入れると思っていた。良いタイミングで入れて良かった」と相好を崩した。

開始30秒で失点 激論で意思統一
クラブには復調の兆しが漂う。23日のリーグ戦で敗れた熊本との〝リベンジマッチ〟は、1本目の30秒にあっけなく失点。試合開始直後に先制点を献上すると45分間は終始、相手にボールを支配される防戦一方の展開だった。
劣勢で迎えたハーフタイム中は、選手同士が議論を交わし意思を統一した。相手選手がピッチ上に姿を現してからも、2本目開始の直前まで白熱のミーティングが続けられた。