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2025/02/24 20:40 NEW

【一問一答】金村尚真 3回無失点も「本調子ではない」 完成度を高めて開幕戦へ

先発し、3回を無失点に抑えた日本ハムの金村=撮影・小田岳史

■練習試合 味全3ー12日本ハム(2月24日、Enagicスタジアム名護)

 日本ハムの開幕投手に内定している金村尚真投手(24)が24日、沖縄・名護で行われた台湾・味全との練習試合に先発し、3回4安打無失点に抑えた。シーズン開幕までおよそ1カ月。大役を担う3年目右腕は課題を一つずつ解消し、万全の状態に仕上げていく。登板後の一問一答は以下の通り。

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―投球を振り返って
「力んで高めにふかしていたので、まだまだ本調子ではないのかなと思います」

―きょうはどんなテーマを持って試合に臨んだか
「追い込んだ時にスプリット以外の変化球で空振りを取れるか、あとはインコースにしっかり投げきれるか、意識していました」

―テーマに沿って投げられたか
「(実戦登板)2回目にしてはインコースにしっかり投げきれていたので、そこは継続してやっていければ」

―開幕戦も外の球場。寒さへの対策、準備は
「初回と二回はまだ体がうまく動いていないな、と感じていて。三回になってちょっと動きだしたので、アップの量や球数を増やしたりできたら。そうした意識が足りなかったかなと感じました」

―3回4安打無失点。収穫を挙げるなら
「追い込んだ時に前回はスライダーが高めに抜けて。きょうは低めにしっかり行く場面が何度か見られたので、そこは収穫かなと思います」

一回、力投する日本ハムの先発・金村=撮影・宮永春希

 

―相手が台湾のチーム。独特の応援もあったが
「投げる前は、日本とちょっと違うなと感じましたけど。面白い文化だなと。日本だと楽器を弾いているイメージがあったんですけど、マイクを使ってやっていたので面白かったです」

―キャンプ最後の実戦登板を終えた。キャンプを総括して
「しっかりトレーニングもできましたし、球数を投げることもできたので。やっぱり一番は、けがをしなかったこと。良かったんじゃないかなと思います」

―開幕投手を告げられて臨んだキャンプ。過去とは違う状況だったが
「そんなに思い詰め過ぎてもダメだと思いますし、そこまで意識はしていないですけど、今までとは違って、投げる場所が決まっているので、結果を残さないといけない、周りから認められないと、ということを感じながら過ごしていました」

―どんな1カ月になったか
「やりたいことができましたし、すごく充実したキャンプになったと思います」

―やりたいこととは
「トレーニングだったり、投げ込みだったり。体の調子が良くなくてできないとか、そういうことがなかった。いい体の感覚で練習することができたので良かったです」

―開幕まで1カ月。どう仕上げていくか

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