コンサドーレ
《平川弘のCool Eye》競争が本当なら、次の山口戦は○○に代えて誰かが出てくる
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まだ2試合といえど、早く立て直さないと
開幕の大分戦を0-2で落とした札幌。挽回を期して臨んだ熊本戦であったが、まさかの0-3で単独最下位。まだ2試合が終わったばかりだが、早く立て直さないとやばいことになる。
試合後の岩政監督の「1-2より0-3になった方がよかった」といったコメントがどうも気になる。負けず嫌いなのは分かるが、どうみても負け惜しみにしか聞こえない。感情を押し殺してコントロールしていた熊本の大木監督とは対照的な感じで好感は持てなかった。記者に気を遣う必要はないのだが…。
先発6人入れ替えてショック療法狙ったが
開幕の大分戦から先発6人を入れ替えてきた岩政監督。調子のいい選手を使うという公言通りの選手起用。大分戦後の福岡大との練習試合で気付きがあったようだ。大学生相手だが、いいパフォーマンスをしアピールした選手を抜擢した。抜擢されたのはFW中島、MF長谷川、田中克、田中宏、DF馬場、西野の6人。誰が出ても同じサッカーができるくらいにチームが成熟し、高いレベルにあればいいが、6人入れ替われば細かい連係をとることは難しい。チーム内の競争をあおり、悪い流れを断ち切るためのショック療法だが、リーグ序盤だからできるバクチだろう。調子のいい選手を使い、チームを活性化させるのは当然のこと。それとチームのバランスをどう保っていくのかが問題だ。