ファイターズ
2025/02/26 21:10

【一問一答】松本剛がキャンプ総括 チームの強さ垣間見たシートノック 想像を覆してきたのはあの捕手―

キャンプを打ち上げ、一丁締めの音頭をとる松本剛(手前)=撮影・宮永春希

まずはチーム内競争を勝ち抜く

 日本ハムの選手会長を務める松本剛外野手(31)が26日、沖縄・名護で春季キャンプを総括した。最終日に合わせた手締めでは「今年こそは必ず、新庄監督を日本一の監督にすることを約束します」とあいさつ。充実のキャンプで自信を深め、1カ月後のシーズン開幕に向かう。取材に応じた一問一答は以下の通り。

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―どんなキャンプになったか
「個人的にしっかり準備できましたし、充実したキャンプを過ごせたかなと思います」

―現段階の調整ぶりは
「今年はレギュラーが決まっていないというところで、僕自身もキャンプから結果を出さないといけないと思って、オフは過ごしてました。ここからも、まずはチーム内の争いを勝ち抜くことが一番の目標。個人的にはいい1カ月を過ごせたかなと思います」

―このキャンプでチームの変化を感じたか
「個人的な感想になってしまうんですけど、それはすごく感じていて、みんな、落ち着いて練習しているというか。表現が合っているか、分からないけど、やるべきことが明確になっているなと感じたキャンプでした」

―ここから開幕までどう仕上げるか
「チーム内の争いが一番ですし、開幕、センターで出るのが第1目標になります。そのために僕の場合は結果が必要だと思いますし、とにかく結果を求めてやっていきたい」

―個人の目標、チームの目標を教えてください
「個人的にはもう一度、3割を打ちたいなと思いますし、準備をしてきているので、それをしっかり表現して。チームとしては昨年2位で悔しい思いもありましたので、必ず優勝、それしかないと思います。ファンのみなさんもそこしか見ていないと思いますし、その期待に応えられるように戦っていきたいです」

―キャンプ中は多くのファンが悪天候の中、来場した。応援してくれるファンへの思いを
「めちゃめちゃたくさんの方が名護に足を運んでくれて、活気がすごくありましたし、やっていても楽しいというか、一つ一つのプレーで気が抜けないというのもありました。すごくいい刺激をファンのみなさんがくれたので、それを力に変えたい。優勝できると思ってくれているでしょうし、ぼくたちもその気持ちです。そこに向けて一緒に戦っていけたらなと思います」

―女性週刊誌「anan」の表紙を飾った
「どうですか、むしろ。見てどうでした? やっていて恥ずかしい気持ちもあったんですけど、オファーをいただいたときに、やるからにはとことん頑張ろうと、一生懸命やったので。野球を知らない方もたくさん見ると思いますので、野球ファンが1人でも多く増えてくれたらうれしいですし、その中で、ファイターズを好きになって応援してくれたらうれしい。やって良かったなという気持ちはすごくあります」

―秋には最高の結末を迎えたい
「そうですね。日本一をやっぱり取りたいので、頑張りたい」

―チーム全体で大きなけががなかった。コンディショニングの面で感じることはあったか
「朝から準備している選手もたくさんいましたし、ケアを含めて自分の体を客観的に見ていると言いますか、自分のキャパもみんな分かってきている中で、いい準備ができているのかなと思います」

―打撃で今、取り組んでいること、重視していることは
「打球角度を少し落とすというか。低い打球を打つというのはすごくシンプルな言い方なんですけど、ここ2年間のデータを見ても、打球角度が上がってしまっているので、そこを今はもう一度落として」

―バットの入れ方が重要か
「そうですね。角度を変えるというところですね。フォームというよりも、角度、入れ方を変えて。結果、打球を抑えて打てているので、多少ゴロアウトは増えるかなと思うんですけど、フライアウトよりもそっちの方が良いと。そういう感じでやっているので、良い方向に行っているかなと思います」

―首位打者を獲得したときと同じような感覚なのか、新バージョンという感じなのか

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