【タイトル未定の日常】#44 阿部葉菜と多田萌加 MC力が高い2人の共通点は

2人がざっくばらんにトーク
今回の「タイトル未定の日常」では、阿部葉菜と多田萌加の2人に、お互いの印象や共通点、さらに開幕したばかり北海道コンサドーレ札幌のことなどをざっくばらんに語ってもらった。
徐々に変わってきたお互いの印象
阿部「(多田)萌加ちゃんがタイトル未定に入る前に初めて一緒になったのは『北海道道』(NHK)だったね」
多田「あ、そうか」
阿部「そのときは私たちがゲストで、萌加ちゃんがサブMCだったから、やっぱりめっちゃしっかりしてるなと思った。同世代っていうのは聞いていたし、北海道の同世代にこういう子がいたんだっていう、すごく新鮮な気持ちで、ちゃんとしっかりした子なんだなって思ってたけど…」
多田「怖い、怖い(笑)」
阿部「実際に加入して、練習が始まってからは徐々にあれ? って(笑)。意外に普通だったんだなと思って、いい意味で。人間だからちょっとオトボケな部分もあるし、萌加ちゃんも言っているけど、涙もろい部分だったりが、日を追うごとに見かけるようになってきたから、素を見せてくれていて、最近はすごく嬉しいなと思うよ。イメージは変わって親近感が湧いたかな」
多田「私は最初の印象と変わらないな。たぶん初めて深く喋ったのは加入が決まったときだったと思うけど、絶対に明るくて話しやすい子だと思ってたの。その通りで、めちゃくちゃ聞き上手だから、自分が素を出せるのは(阿部)葉菜ちゃんがいてくれるから。困ったときにフォローしてくれたり、助け合いができる存在なんだなっていうのは入る前から思っていたから、それは変わらない。今もちょっと探り探りな部分はあるけど、本当に葉菜ちゃんが引っ張ってくれているのを見て、いつか私もサポートできたらいいなと思ってるよ」
阿部「楽屋の雰囲気も変わってきたかな。そこが一番変わったと思う。みんなが喋る時間じゃないときも、誰かが話しているのを私は聞いていて、その守備範囲はたぶん広い方なんだけど、萌加ちゃんと(山下)彩耶ちゃんも割と広いと思う。例えば、私とマネージャーさんが喋って盛り上がっていたら、今まではそれで終わっていたけど、そこに2人が入ってくるもんね。だから、自然と会話が増えたと思う。3人で喋ってたら、他の2人も入ってくるし。だから、ただ人数が増えたから賑やかになったっていうよりは、盛り上がりやすい2人が入ってくれた」
多田「嬉しい。私は多分5人もいるからこそ、誰といてもバランスを考えちゃうんだよね。ボケです、ツッコミですってまだ言い切れない」
阿部「その方がいいかもね」
多田「何か、柔軟でいたいな。誰とでもバランスよくいられる人でありたい。だから、一緒にいる人によってはツッコミって言われるときもあるし、ボケと言われるときもある(笑)」
阿部「私といたらボケだね(笑)」
多田「そうそう。でもそれが自分も全然嫌じゃないから、何かいい意味でオンオフができているのかな」
コンサドーレの楽しいとこ伝えたい
多田「コンサドーレは厳しいスタートになったね…」
阿部「去年は何も分からないまま見ていて、とりあえず勉強しなきゃって思ったから、今年はキックオフイベントにも行けたし、自分だけじゃなくて、周りの人も一緒に勉強しようっていう空気をつくってくださっている。萌加ちゃんも詳しいし、一緒に楽しんでくれる人が去年よりも増えていて、シーズンの頭から見られる。より生活に入っている感じがするよ」
多田「去年もなかなか開幕から勝てなかったけど、そのデジャブみたいなものを感じてる。それを変えるために選手も残って、監督も変わってっていう期待感も大きかったスタートだったから、ショックは大きいけど、そこは応援するしかない。私にできることは、J2に落ちてるから『調子悪いんでしょ?』っていうイメージになっていると思うし、まずは何としてでもコンサドーレを知ってもらわないと。いかに私たちが現地に行って、楽しいかっていうのをどうしたら伝えられるのかなっていう方向に今は気持ちを切り替えて。勝敗は変えられないけど、魅力的な選手がいてっていうのを伝えるのもクラブパートナーの役割としてあると思う。いろんな意味で難しいシーズンになりそうだなっていう開幕になったかな」
阿部「ホーム開幕戦は遠征中で見られないんだよね…。SNSを見る瞬間が一番怖い」
多田「そう! ネタバレは本当に嫌だしね」
阿部「完全に負けてる試合は後から見られないよね。その気持ちがちょっと分かるようになった」
多田「まずは次の山口戦で勝てるように応援しよう!」