3月2日の中信戦に先発する伊藤大海 台湾での楽しみは小籠包「ミヤさんと加藤さんに…」
台湾シリーズの会見に出席した伊藤(左から3人目)と新庄監督(同4人目)=撮影・小田岳史
実戦初登板は異国の地で
日本ハム・伊藤大海投手(27)が27日、台北ドームで行われた「台湾シリーズ」の会見に出席。3月2日の中信ブラザーズ戦で先発することが発表され、意気込みを口にした。
台湾入りする伊藤
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今季、実戦初登板は、異国の地が舞台となる。日本ハム初の海外交流試合で先発を託されることになり、「普段投げないところで投げられることをうれしく思いますし、今までのファイターズと台湾の関係性を考えてすごく有意義な時間になると思う。僕自身も楽しみたいです」と表情を引き締めた。
会見で今季、実戦初登板について話す伊藤(中央)
台湾選手から「伊藤さんは国際的なスーパースター」
〝親日派〟の国として知られる台湾で、伊藤大海の知名度は高い。新加入の古林睿煬は右腕に憧れを抱いており、会見に同席した台湾の選手から「伊藤さんは有名な選手。国際的なスーパースター」とたたえられるシーンもあった。「気を使って言ってくれてうれしかったです」と照れくさそうにした。
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「プレミア(12)では来られなかったので」
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会見前には、チームの全体練習に参加して調整。「今までいろんな球場、いろんなフィールドでやりましたけど、独特な雰囲気というか。プレミア(12)では来られなかったので、楽しみにしていましたし、日曜ここで投げられることを楽しみにしています」と胸を躍らせた。
台北ドームでキャッチボールする伊藤
台湾に来たのは中2の北海道選抜チーム以来
昨年11月に行われたプレミア12は、コンディション不良で辞退。台湾に来たのは「北海道の選抜チームで来た」という中学2年時までさかのぼる。今回はプレー以外に、楽しみもある。「投手陣で小籠包を食べに行こうかという話はしています。ミヤさん(宮西)と加藤さんにごちそうになります」とニヤリと笑った。
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4月1日のホーム開幕戦へ「自分のボールを見極められるように」
今季初マウンドのテーマは「先発での立ち上がりという部分と、どれだけの出力で持って行けるか。イニング自体は短くなるので、自分のボールを見極められるような登板にしたい。開幕できるような出力にしたいです」。先発が内定している4月1日、ソフトバンクとのホーム開幕戦(エスコン)へ、伊藤の2025年シーズンが本格的に幕を開ける。
会見後、フォトセッションに応じる伊藤(中央)と台湾チームの選手たち