《山口戦前日》勝つことが一番。勝ちたいと思います

■3月1日、熊本・大津町運動公園球技場
北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督(43)が1日、第3節の山口戦(2日午後2時キックオフ)へ向けて意気込みを語った。開幕2連敗で浮かび上がった課題を克服し、故郷で今季初勝利をつかみ取ってみせる。一問一答は以下の通り。
【近藤友喜 凡事徹底で連敗阻止へ「ベースの部分で解決できることがたくさんある」】
ーこの1週間の修正点は
「1、2節といろいろな選手を使いながら見えてきたものがある。それを拾いながら、さらに先に進める。その段階自体は順調。結果は出ていませんが、それをうまく進められた1週間だと思います」
【中島大嘉が勝利のために貫くエゴイズム「俺のゴールでチームを勝たせる」】
ー守備に重点を置いて指示を出していた
「(攻守)どちらもです。そんなに比重を考えているわけではない。どちらかと言うと、これだけ失点している割には攻撃のことも伝えたつもり。2節は相手陣地により多く入れたように、それをさらに増やしていくことを考えている。その上で相手ボールのときに、いかに自分たちのリスクを排除するかということに取り組んで来ました」
ーきょうのトレーニング中の指導は2カ月の中で最も熱が入っていた
「何度か伝えていることですので。子どもに伝えるのと同じです。1、2、3度伝えても同じ事が起きるのであれば、叱らないといけないよね?という話です」
【バカヨコが紅白戦で存在感 次節出場へ意欲「相手DFにナイトメア(悪夢)を見せたい」】
ー練習後にはさらに高いレベルを目指さなければいけないと諭していた
「クラブが抱える根深い問題があるという言葉を、この前の試合で使いました。今の世界が目指しているところ、サッカー界が行っているところに対して、かなり遅れを取っていることがある。そこですね」
ー選手一人一人の意識か
「僕たちスタッフも含めて習慣化しなければいけないことがある。根深いし習慣化するには時間が掛かる。目先の結果を出すことに取り組みながら、習慣化することも意識して取り組まなければいけない。J2は技術的にJ1に劣るかもしれませんが、逆につなぎ目のなさやセットプレーの重要性、強度、走ること、戦うことをより突き詰めている。現代サッカーの当たり前、スタンダードな部分にしっかり取り組まなければいけない」
【木戸柊摩 悔しさ胸にスタメン返り咲き狙う「意識して勝負パスを出していきたい」】
ー山口の印象は
「長いボールを使っての攻撃とショートパスを織り交ぜる印象です。相手にとって面倒くさいやり方をしているな、と思います」
ーJ2は札幌のサッカーをさせてもらえない印象か