コンサドーレ
2025/03/01 19:30

近藤友喜 凡事徹底で連敗阻止へ「ベースの部分で解決できることがたくさんある」

攻守のキーマンMF近藤(手前左)がチームを今季初勝利へ導く=撮影・宮西雄太郎

■3月1日、熊本・大津町運動公園球技場

 北海道コンサドーレ札幌のMF近藤友喜(23)が1日、2次キャンプ地の熊本・大津町で、翌日に控える山口戦へ向けて調整した。J1昇格を狙う札幌は開幕からまさかの2連敗を喫し、ロケットスタートに失敗した。敵地3連戦を負けっぱなしでは終われない。攻守のキーマンが躍動し、シーズンの潮目を変える。

連敗阻止へ指揮官が声張り上げた

 連敗阻止へ、練習は熱を帯びる。岩政監督は試合前日に、就任以来もっとも大きな声を張り上げて選手たちに活を入れた。繰り広げられた異例の光景に、近藤は「うまくいってないから、ああいう声が出る。やれてない自分たちに問題がある。もう1回気を引き締めて、やれたらと思います」と緊迫感を漂わせた。

山口戦を目前に選手たちへ熱血指導した岩政監督(中央)

 

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 大分戦は0ー2、熊本戦は0ー3で敗戦。少しの見せ場を作りながらも、結果的には完敗だった。課題ばかりが浮かび上がった開幕2試合を振り返り「やりたいことはいろいろあるけど点を取れてない。失点も多く、改善しないといけないことがたくさんある」と、責任を背負い込んだ。

「大分や熊本の方が全体的な運動量もあったと思う」

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