水野達稀 居残り練習でエスコン新人工芝の感触を確認「(天然芝と)思ったより差はない」
投内連係で内野人工芝の感触を確かめた水野=撮影・桜田史宏
■オープン戦前日練習(3月4日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムは4日、今シーズン初となるエスコンフィールド北海道での全体練習を実施した。今季から内野の芝生が天然芝から人工芝へと変更となった本拠地。初練習を終えた水野達稀内野手(24)に、新たな芝生に対する感想を聞いた。
奈良間と一緒に谷内コーチのノック受け「僕もやりたかった」
全体練習を終えた選手たちが続々と引き揚げていく中、最後まで谷内亮太コーチ(34)のノックを受け続けていたのが、水野と奈良間大己内野手(24)の2人だった。「僕もやりたかったですし、谷内さんもやろうと思っていた、というので」。居残り練習に汗を流しながら、生まれ変わった本拠地の内野フィールドの感触を確かめた。
投内連係を終え、チームメートと芝について話す水野(中央)
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米大リーグの複数球場で採用されている「B1K」
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今回採用された、米大リーグの複数球場で使用されている人工芝「B1K」(Batting a Thousand Natural Turf)。その芝生の上で初めて守備練習を行い、「奈良間とも話したんですけど、(天然芝と)思ったより差はない」と感想を口にする。「ちょっと打球がブレてくることはあるんですけど、そんなに丸々変わった、ということはない感じだった。数を受ければ問題なく入れるのではないかと思っています」。
日本国内では初導入「独特」「砂っぽい」
日本国内では初めて導入される人工芝だけに「独特ですね。他の球場は(人工芝の下が)チップなので。なんか砂っぽいので、この球場に近い(球場)というのは、ちょっと分からないです」と、これまで人工芝では経験したことのない感触だそう。

「問題ない」ところを見せたい
5日にはいよいよ芝生張り替え後の初実戦となる、西武とのオープン戦が行われる。「(守備面で)問題はないな、というところを見せたいですね」。昨季105試合に出場し、チームの主力選手へと成長した名手が、新たな舞台の上でも好守備を披露して、レギュラーの座を盤石なものとしてみせる。
ノック中、新庄監督(左)から声をかけられた水野