ファイターズ
1軍合流の玉井 背水の覚悟で生き残りアピール みやたまの掛け合いは1軍でー

■オープン戦前日練習(3月4日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの玉井大翔投手(32)が4日、1軍に合流し、エスコンフィールド北海道で行われた練習に参加した。肘を下げた新フォームに挑戦し、復活を期す今季。背水の覚悟で、シーズン開幕に向かう。
開幕メンバー入り懸けサバイバル
まだ昇格とは違う。開幕メンバー入りを懸けたサバイバルのまっただ中にいる。自身が置かれた立場は十分に理解している。「ここからオープン戦で開幕に向けて結果を残す。投げさせてもらえるか、分からないですけど、もらえたチャンスで結果を残す。結果にこだわっていきたい」と決意を込めた。
キャンプは若手主体の国頭で過ごし、昨秋から取り組む新フォームの精度を高めてきた。一定の成果は実感している。「投げている球は悪くないと思います。キャンプのときもそうですけど、カウントを取るまでのボールはいいところにいっている。その後(が課題)」と冷静に自己分析している。
1年目からセットアッパー、ワンポイント、なんでもござれ
入団1年目から右打者の内側に食い込むシュートを武器に、セットアッパー、ワンポイント、ロングリリーフなど、多様な役割をこなしてきた。通算の登板数は328試合。チームから必要とされてきた証しだ。