《SHINJOの信条・試合前》ファイターズの3番バッターが夢と。夢をかなえさせてあげよう(笑)

■オープン戦 西武―日本ハム(3月6日、エスコンフィールド北海道)
【試合前】
―実戦形式のライブBPで古林が登板
「ゆっくり、ゆったりしたモーションで。クイックもめちゃくちゃ速かったでしょ。もしかしたらクイックの方が良いボールを放っていた…まあまあでも、試合にならないと分からないから。ボール自体は良いですよ。近く感じるんじゃないかな、バッターは」
【古林睿煬 ライブBPでエスコン〝初登板〟 2奪三振で首脳陣に好アピール】
―急がせすぎないようにするか
「まあまあ、ファイターズがしっかり計画に沿ってやっているから、慌てることはないです。慌てさせるけど(笑)。大丈夫やろ。でも大丈夫じゃないから。柴田くんも1打席じゃなくて2打席でもいいやろって。今度、2打席立ちますけど」
【6日の西武戦で先発する福島蓮 開幕ローテ入りへ「結果にこだわっていきたい」】
―山崎が打撃練習に参加。打者での出場機会は
「きょう3番。3番DH。なんか動画で、ファイターズの3番バッターが夢と。夢をかなえさせてあげよう(笑)。高校の時か。良い夢ですよ。それで現実になった。夢はかなう。夢は見るものじゃない、かなえるものだよ」
―本人はうれしそうだった
「ね。福也くんぐらい、結果を求めず、楽な楽な気持ちで、極端に言えばブルペンで(打席に)立っているイメージ。野手にあの力の入れ具合というか、ボールの見方を学んでほしい。だって結果を出さなくて良いバッターって、めちゃくちゃボールが見えると思いますよ。ブルペンで真っすぐ、いきまーす、となったら、見えるじゃないですか。ただ、グッて打ちにいってスタンスが広くなって、ズレるわけで。福也くんなんか、オールスターで才木くんの152キロを、めちゃくちゃ最短距離で。良い打球を打つわ、この子と思って。左バッターを集めて、専属バッティングコーチで教えてくれないかな。それぐらい良い。力んでないから、ヘッドのスピードも速い。みんな打ちにいって、強い打球を打とうとすると、押すイメージになっている。楽に楽に、バットを握っているか握っていないかぐらいでいっておいて、ボールが来た時に、力を入れ始めたら、パーンとヘッドが走るから。それで打球って全然、飛んでいくんですよ、という感覚。特に2ボールとか、3ボール、3―1(の場面)。これだけで、パンって、全然、いい打球が打てる」
【打撃が得意な左腕・山崎福也が「打ちそうな雰囲気」を感じた西武の打者とは―】
―常々、強く振るよりも速くと言っている
「そうそう。バットを速くとかじゃなくて、ヘッドの使い方を速く。僕なんか現役時代、ランナーがたまっていたら変化球を(狙う)。2ボールとかは変化球を待っていたので、特に右ピッチャーのスライダー。真っすぐのタイミングでいっておいて、速いボールを意識しておいて、スライダーを待っているんですよ。グリップをボールの内に入れて、バットのヘッドをボールの外にちょんと。むちゃくちゃ飛んでいく。真っすぐはちょっと難しいんですけど。カーブはめちゃくちゃ好きでした。カーブは打つんじゃなくて、バットのトップをボールの外に、コン。三遊間にコンってイメージで打つと、東京ドームの上段に(笑)。甲子園だったら浜風があるから、そのヘッドスピードでフライを上げてくれたら意外と、浜風を利用して乗せて。偉そうに言っているけど、220本ぐらい(日米通算225本塁打)しか打っていないから。1500本ぐらい(同1524安打)しか打っていないから、指導する数字じゃない。僕、まだ全然やれていたけど、あと5、6年はできていた選手だったと思うから。1999本で僕、やめている。もうもう今で良い。これが僕です(笑)」
―2000安打よりも印象に残る
「これでやめます。監督、僕、出さないで。立っても打たない(笑)」
―3番を告げた時の山崎の反応は
「にたーって。バッティングが好きなので、にたーって。まあこれで、きょうもゆったり感に注目して。そのイメージを野手が見てくれたら」
【打者・山崎福也 「3番・DH」でスタメン 試合前フリーで柵越え2本】
―5日の試合で右手首に死球を受けたレイエスの状態は
「結果、問題ないから。でもあのデッドボールの当たり方は…あんまり本人の調子が良くないかな。タイミングを早く取って、打ちにいって見極めが早かったら、こっち(左)の肩がキャッチャーの方に(動き、手首が隠れる)。良いバッターって早いじゃないですか」
―骨に異常はなかったか
「骨に異常はなかった」
―どのぐらいで試合に
「6月ぐらい(笑)。3日ぐらい(様子を見て)。意外と良いバッティングすると思う。右手に(余計な)力が入らないと、左で持っていくというか。当たる瞬間にちょっと力を入れてあげる」
【レイエス 台湾でファイターズ愛を語る「もう、どこのチームにも移籍したくない」】
【北海道シリーズの限定ユニホーム発表 松本剛、伊藤、伏見が〝北海道愛〟を語る】