【一問一答】福島蓮 4回4K無失点もバント処理反省「落とせば良かったですね」
4回1安打無失点の4奪三振と好投した福島=撮影・桜田史宏
■オープン戦 西武2-3日本ハム(3月6日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの福島蓮投手(21)が先発し、4回1安打無失点の4奪三振と好投した。一問一答は以下の通り。
―投球を振り返って
「まだまだ課題は全然あるんですけど、結果自体は良かったんじゃないかなと思います」
―真っすぐの質はどうだったか
「真っすぐはきょう、良かったかなと。球速はもうちょっと出したいなと思いますけど、質は結構、良かったかなと思います」
―三回のピンチ(2死満塁)は
「去年まではピンチをつくって、そのまま点を取られる流れだったんですけど、今年はちょっと、ギアを入れてという感じを見せていけたらなと思っていたので、そこはいい結果だったんじゃないかなと思います」
好投した日本ハム先発の福島=撮影・岩崎勝
―順調な仕上がりに見える
「変化球はまだまだですけど、全体的なバランスは悪くないかなと思います」
―変化球でも三振を取っていた
「フォークは結構、良かったんですけど、曲がり球が去年から課題なんですけど、良かったり良くなかったり、差がはっきりしていたので、もうちょっと調整したいです」
―三回以外は3人で抑えた。どう評価するか
「欲しいところで三振も取れたので、結構、自分的には良い感じじゃないかなと思います」
―球速はどれぐらいまで出したいか
「マックスは分からないですけど、平均で48(148キロ)ぐらい出していければなと思います」
―ストレートで押せていた。質の評価は
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「春先なのでまだ分からないですけど、今のところはちゃんと指にもかかっているし、バランス良く投げられているかなと思います」

―ギアチェンジの部分で、昨年との違いは
「気持ちの問題なのか分からないですけど、もちろん去年も抑えにはいっているんですけど、ずっと課題だったので。(説明が)難しいですね、すみません」
―セットポジションでの投球はどうだったか
「そんなに気にするほど悪くはなかったかなと思います」
―登板後に誰かと話は
「(伏見)寅威さん、(投手コーチの)加藤さんはまだで、(武田)久さんは『良かったんじゃない、継続していこう』みたいな感じでした」
―次の課題は曲がり球か
「そうですね。(曲がり球が有効に使えれば)もうちょっと楽に投げられるようになると思うので。あとは長いイニングを投げることですね」
―フォークで空振りが取れたのは、ストレートが生きたからか
「そうですね。真っすぐが決まっていた部分もあると思うんですけど、フォーク自体もたぶん去年より良くなったので、それが合わさって結構、振ってくれていたのかなと思います」

―カットボールも同じ球速帯で
「ストライクさえ入ればという感じですね。もうちょっと振ってくれたり、ゾーンに行ってくれたらという感じです」
―(三回無死一塁で投飛となった)バント処理は、落とそうと思っていたか
「落とせば良かったですね。迷いました。迷って(グローブを)出しちゃいました。落とせば良かったですね」
―ローテーション入りに向けて自信になったか
「ローテーションに入れるかは分からないですけど、自信にはなりました」