ファイターズ
2025/03/06 23:15

【一問一答】山崎福也 夢の3番で内野安打 ネクストで見た清宮のアーチに感動「すげーなって」

三回2死、遊撃への内野安打で出塁する山崎=撮影・桜田史宏

■オープン戦 西武2-3日本ハム(3月6日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの山崎福也投手(32)がDHで先発出場した。高校時代からの夢だった3番に座り、2打席目で遊撃への内野安打をマーク。本職ではない打者で、抜群のセンスを見せつけた。一問一答は以下の通り。

―DHで出た感想は
「1本打てて良かったです」

―高校時代から、ファイターズの3番を打つのが夢だったと聞いた。実際に3番で出ることを聞いた時はどう思ったか
「本当に小さい頃から父親の影響もあってファイターズファンで、試合もずっと見ていました。それで高校生の時ですかね、高校野球の雑誌か何かのインタビューで、将来の夢はという欄があって。その時もファイターズファンだったので、当時はバッティングが本当に好きで、ホームランバッターではなかったので、アベレージ系のバッティングをしていたので、3番バッターというのを書いた記憶がありまして。本当に(夢が)かないましたね。新庄監督ならではというか、本当に感謝の気持ちで今はいっぱいです」

日本ハムのスタメンを表示する電光掲示板

 

―DHは、きょう監督から言われたのか
「きょうではなくて、何日か前には言われていまして。監督が周りの方には言っていなかったのは分かっていたので、僕も一応、黙ってはいたんですけど、という流れです」

―聞いた時の心境は
「びっくりもしましたし、すごいなというのも正直、思いました。なかなかできないことでもあるので、本当に貴重な経験。思いっきり楽しみました」

―1、2打席目は与座と対戦。どういう対策で臨んだか
「対策はあんまり考えていなくて、無心で入ったというのが正直な気持ち。初球を見逃した時は『速っ』って思ったのが正直な気持ちでした。クイックというのもあって、ちょっと差し込まれたなという感覚もあって、案の定、次の球でショートゴロだったので、ちょっとタイミングを取るのが遅いのかなという感じはありました」

―それでもチャンスで点を取った(一回無死一、三塁で遊撃への併殺打)
「本当に、前のバッターが塁に出てくれたおかげですね」

一回無死一、三塁、遊撃への併殺打で先制の走者をかえした山崎(左)を迎える新庄監督

 

―ベンチでもバットを持って次の打席のことを考えているように見えた
「そこまで考えていないんですけど、もう少しタイミングを早く取ろうかなぐらいの感覚でいました。でも次(2打席目)はランナーがいなかったので、幸太郎がホームランを打った次だったので、逆にちょうどタイミングが合ったなと」

―第2打席はどこが修正できたか
「タイミングを少し早く取ろうかなぐらいの感覚でバッターボックスに入ったんですけど、確かインコースにも来なかったので、なんとかきれいに回ったというか。そういういい感覚があったので、それがうまくハマってくれたかなと思います」

―1本出た感想は
「うれしい気持ちでいっぱいですし、やっぱり使ってもらっている以上は、なんとしても塁に出たいという気持ちはあった。結果はヒットでしたけど、なんでもいいから塁に出たいという気持ちはあったので、きょうは良かったです」

―打者としての手応えは
「いやー、どうなんですかね。1本出たことは自信にもなりますし、でもやっぱりまだまだたくさんいろんなピッチャーがいるので、たくさん球を見ていきたい。いろんな投手の特徴だったり、球質を見たい気持ちはあります」

三回2死、遊撃への内野安打で出塁する山崎

 

―シーズンに向けての気持ちは
「どうなんですかね。きょうまでの予定しか僕も聞いていないので、皆さんの方が詳しいと思うんですけど、ちゃんと言われた通りに、期待に応えられるように、僕は準備するだけなので。しっかりと日々、楽しみながら過ごしていきます」

―(三回の第2打席は)直前で清宮が本塁打。触発されたか

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