【一問一答】高嶺朋樹主将 ホーム開幕戦での4連敗に「(守備は)能力というより準備の部分」
後半、体を張ってボールをキープするMF高嶺(左)=撮影・小田岳史
■J2第4節 札幌1-3千葉(3月9日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
北海道コンサドーレ札幌はホーム開幕戦で千葉に1-3で敗れて4連敗。今季初ゴールも生まれたが、ロングボールのカウンターから失点を重ねて今季初勝利はまたもお預けとなった。試合後のMF高嶺朋樹主将(27)の一問一答は次の通り。
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】
―試合を終えて今の心境を
「悔しいですね。3連敗して、ホーム開幕戦で、ここで流れを変えようと思ったところで、また敗戦してしまったんで。サポーターの方も多く集まってきてくれた中で、この敗戦はすごく申し訳ない」
―久しぶりのホームスタジアム
「気持ちは高ぶりましたし、選手個人個人、モチベーションがすごく高かった中だったけど、結果には本当に残念」
後半、スライディングでボールをカットするMF高嶺(左)
―内容に関して
「やっぱり守備のところじゃないですかね。入りのところの(DFライン)裏一発での失点が2回続いたのと、そうなってくると相手も下がってしまうので、自分たちもチャンスをつくりましたけど、ゴール前に相手がいっぱいいるような状況だったので、難しい展開にしてしまった」
後半、千葉のFKで壁になるMF高嶺(右から2人目)
―次節へ向けての改善点
「チャンスの数はもちろんつくってますし、守備のところの改善は本当に急務だと思う。チームとしての対応っていうのももちろんありますけど、個人のところで見直していきたい。負けられない中で敗戦してしまったので、自分たちでも目標は変えずに、そのためには本当にまず1勝しなきゃいけないので、1週間でいい準備をしたい」
―試合後にはゴール裏からブーイングも
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「4連敗っていう結果に対しては、やっぱり自分たちに責任があるので、それは受け入れるしかない」
試合後、千葉の勝利のダンスを尻目に引き揚げるMF高嶺(手前)
―攻撃は良い形が何度も出た
「相手が先制して2点取ってっていう形で、無理に前に出てこなくてもいいような展開だったので、押し込むような流れができたのかなとも思うし、自分たちがうまくいったのかなとも思います。どちらかはちょっと見てみないと分からないですけど。でも、クロスの流れからチャンスはつくっていたとは思います」
―次節への光明か
「攻撃の部分に関して言えば、1節、2節、3節よりも良くなってますし、でもやっぱ試合に勝たないと本当に意味がないんで。守備のところは本当に一人一人、改善していかなくてはいけない」
前半、パスを出すMF高嶺
―個の能力が課題なのか
「能力のある選手は後ろにいると思うし、能力というよりは準備の部分というか、後ろの選手だけじゃなくて、前の選手のプレッシャーの掛け方だったりも含めて、チームで見直さなきゃいけない」
―今週の練習では前めでボールをさばきたいと話していた
「きょうも結局、下がりましたね。ビルドアップのところ3枚でうまく回ってなかったので、自分が落ちた方がいいかなという判断で落ちましたけど、押し込んだ展開の中では、サイドをうまく使えてましたし、相手は前半に関してはファイブ(バック)気味に守備してきてたんで、自分が降りて(中村)桐耶を押し出す形の方がいいのかなと思った。サイドに(田中)宏武と(近藤)友喜の1対1の個がありますし、クロスまではいけている。そこから波状攻撃するためには、自分たちがセカンド(ボール)を拾って、何回も同じ展開をつくっていかなきゃいけないと思うので、きょうに関しては前半の最初が特にそうですけど、相手にセカンド(ボール)を拾われたところからカウンターは何度かあったので、リスク管理のところは徹底したい」

【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】