【一問一答】山崎福也 11日のロッテ戦に先発 打撃の次は本職 ポイントは「球質」
11日のロッテ戦に先発する山崎=撮影・松本奈央
日本ハムの山崎福也投手(32)が11日、ZOZOマリンで行われるロッテとのオープン戦に先発する。6日の西武戦(エスコン)は「3番・DH」で出場し、安打を放って注目された。二刀流本格化の可能性を秘める左腕が、今度は本職で輝きを放つ。取材に応じた一問一答は以下の通り。
―打撃で注目されて次は本職。どんなピッチングをしたいか
「内容のいいピッチングと言いますか、自分らしい投球ができればいいかなと思います」
―前回は走者を出す場面が多かった。今回、気を付けたいことは
「先頭バッターだったり、初球の入り方を注意したいです」
―配球で試したいことは
「そのへんはキャッチャーに任せようかなと思っています。僕自身は球質をしっかり上げていけるように、と思っています」

―直球が重要か
「いい真っすぐを投げたいですね」
―打撃を終えてからの疲労感はどうだったか
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「いい感じでした。いい感じで(疲労が)体に残っていたので。今はほとんどない。去年、味わったことがない感じでしたね」
―体のどこに感じたか
「後ろのあたり。下半身にしても裏面。上半身も背中のあたりに張り感があったので、良かったです」
―疲労感はプラスになるか
「そこはちょっと難しいんですけど、あまり強い張りだと動きに影響がある。ほどよい感じだと、逆に良かったりしてスムーズに動ける時もある。今回はスムーズに動ける感じがあったので良かった」
―シーズン中もこうした張り感はほしいか
「あってもいいかなと思います。慣れ、という部分もあるので。今後、どうなるか分かりませんけど、あったらあったでしっかり準備したい」
―張りはどうケアするか
「主にはマッサージ。あとは有酸素(運動)だったり」

―投球のケアの仕方とは違うのか
「似ていますね」
―クイックは自分の意思で使っているか
「キャッチャーのサインもありますけど、意図的に放っていることの方が多いですね」
―どういうタイミングで使うか
「空気感。バッターの反応を見て」
―打撃もやっていることで、打者の空気感が分かりやすいか
「バッターをやっていて、僕なりにピッチャー心理が少しは分かったので。この前は良かったです」
―クイックを使う上で今年、意識していることは
「ワンパターンにならないように。いろんなクイックを増やしたい気持ちはあるんですけど」

―前回同様、登板翌日の打撃プランはあるか
「分からないです。監督にお任せしているので。やるとしたら、しっかり準備はします」