ファイターズ
松本剛 先制打を含む2安打 チームを引っ張る選手会長がキャンプ中に取った行動の意図を明かす

■オープン戦 日本ハム5-4ロッテ(3月11日、ZOZOマリンスタジアム)
第1打席で幸先良く先制タイムリー
日本ハムの松本剛外野手(31)が「7番・中堅」で先発出場。先制の右前適時打を含む4打数2安打1打点と、久々の快音を響かせた。
安堵のマルチ安打 「結果が欲しい立場なので」
2月23日の楽天戦(名護)を最後に、状態は悪くないが、安打が出ていなかった。二回1死一、二塁で迎えた第1打席は「なんとか後ろにつなごう」と右前へ運び、四回は左翼フェンス直撃の二塁打をマークした。
「焦りはなかったし、バッティングの感じも悪くなかった。でも、結果が欲しい立場なので、そういう意味では良かったなと思います」と、うなずいた。

22年のリーディングヒッターが原点回帰
2022年シーズンに首位打者のタイトルを獲得と実績十分の松本剛だが、レギュラーが確約されているわけではない。危機感を力にして、アピールの日々を送っている。
「外野手(争い)が熾烈(しれつ)なのは見ての通り。しっかり結果を出さないと試合に出られないと思う。そういう意味では一試合、一試合の勝負だなと思います。結果がすべてなので、結果を求めてやりたいです」
