ファイターズ
ドラ1柴田獅子 教育リーグで実戦初安打 プロの生活にも慣れ「常に野球のことばかり…」

■春季教育リーグ DeNA2-3日本ハム(3月12日、鎌ケ谷スタジアム)※(八回途中、降雨コールド)
チャンスで記念すべき一打 打点もマーク
日本ハムのドラフト1位・柴田獅子投手(18)が「3番・DH」でスタメン出場。三回1死三塁で迎えた第2打席に実戦初安打となる右前適時打を放った。
投打二刀流に挑戦するルーキーは、2月15日の紅白戦(名護)で打者として実戦デビュー。その後も試合出場を重ねていたが、安打が出ていなかった。ようやく飛び出した快音にも「いい打席になればいいな、くらいだったので結果として良かったです」と冷静だった。
8日のエスコンデビューでモチベーション上昇
今月8日の中日とのオープン戦(エスコン)では本拠地デビュー。2打数無安打に終わったが、モチベーションはグッと上がった。
「ものすごく良い経験をさせてもらいました。打席に立ったのが印象に残っていますね。今後の野球人生が変化するような、いい試合、一日だった。その気持ちを忘れずにやっていこうかなと思います」
野球漬けの日々に充実感
投打のメニューをこなす慌ただしい日々も「楽しいですよ。充実して。もう常に野球のことばかり考えています。野球の動作とか。遊ぶ要素がないです」。バットケースを携え、爽やかな笑みを浮かべていた。