【一問一答】新加入MF林田友兜「雪合戦をしてみたい。あとはジンギスカンを食べてみたい」
新加入の林田がチームに合流。持ち味の推進力を武器にプロの世界で暴れ回る=撮影・宮西雄太郎
■3月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌の新加入MF林田友兜(19)が13日、チームに合流した。圧倒的なスピードを誇るサイドアタッカーは、プロ入りの覚悟と新生活への期待を初々しく語った。一問一答は以下の通り。
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ー練習参加した感想は
「ほっとしてます。最初は緊張していたので。レベルの高いところでやれて嬉しい気持ちでいっぱいです」
ーレベルの高さを感じたのは
「要求もそうだし、一人一人の求めているものが高い。技術も高いです」
ーコミュニケーションは
「取りました。立ち位置を教えてもらいました」
ー監督との話は
「右サイドと左サイドのどちらが好き?と言われて、右サイドの方が好きですという話をしました」
ー大学を中退。覚悟を感じる
「こういうチャンスは滅多に無いと思う。サッカーで成長できる道を選びたいと思いました。本当に覚悟はあります。話をもらった時点でワクワクして、すぐに決めました」
ーオファーを受けたときの気持ちは
「本当に嬉しい気持ちと、冷静になると怖い気持ちがありました」
ー誰に報告した
「一番最初は母親に報告しました。電話で報告したら、すごいじゃん!という感じでしたがオーバーリアクションではなかったです」
ー長所は
「スピード、縦への仕掛け、推進力。そういう部分を出していきたい」
ー北海道との縁は
「一回も来たことがなかったです。ご飯が美味しそう、寒そう、大きいというイメージです」
ー北海道生活の楽しみは
「雪遊びとか雪合戦をしてみたい。あとはジンギスカンを食べてみたいです」
ー特別指定の提案もあったと思うが
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「北海道と名古屋なので。中途半端な気持ちではなく、話をもらった時点でプロの世界へ行く考えだったので、すぐに決めました」
ープロを意識したのはいつから
「サッカーを始めた頃からプロサッカー選手の夢があった。大学1年生になってから周りでプロに行く人の話を聞いて、意識し始めました。自分もなるんだって」
ー経歴は決してエリートコースではない
「中学校は中体連ですし、レベルの高いところではやってこれなかった。中学2年生の新人戦は県2回戦で負けて、最後の試合はコロナでなくなってしまった」
ー高校は
「最高は県準優勝です。高校3年生の選手権です。関東予選は1回茨城県で優勝して出て1回戦で負けました。高校3年生以外は県ベスト8ぐらいだったので、そんなに(レベルは)高くないと思います」
ー大学進学はプロを意識して
「そうですね。プロになろうという思いで行きました」

ー東海選抜になったり着実にステップアップしている
「なんで選ばれたのかな?という感じです」
ーオファーは2月か
「そうですね。2月の中旬ぐらいかと思います。びっくりしました」
ーその時点で中退しようと決めた
「もともと大学はプロサッカー選手になるために入ったので。元から覚悟はありました」
ー右サイドが主戦場か
「ずっと右サイドです。高校1年生の頃に左サイドをやっていたけど、左膝の半月板を手術して、そこからは右サイドです」
ーキャンプに参加していた時点で安部だったが、林田に姓が変わった
「中学の時に親が離婚して、思春期だったので安部から林田に変わるのが嫌だった。みんなが安部ちゃんって呼んでくれていたので。だから安部でやってきたけど、今回が良いタイミングだなと思いました」
ー母へ感謝の思い
「そうですね。(高校)3年間は母親に育ててもらいました。林田になって恩返ししたいです」
ー名前の由来は
「兜のように勇ましくという意味が込められています」
■プロフィール 林田 友兜(はやしだ・ゆうと) 2005年5月22日生まれ。中根FC ー下根中学校 ー 霞ヶ浦高等学校 ー 名古屋産業大学(現1年生)。170センチ、63キロ。ポジションはMF。