ゴルフとマラソンを融合 7月に岩見沢で新競技「ゴルファスロン」開催へ

3月15日募集開始
ゴルフトライアスロン協会は、ゴルフとランニングを融合した新競技「ゴルファスロン」を7月5日、岩見沢・雉ケ森ゴルフコースで初開催する。仕掛け人は赤平町出身で、ゴルフ市場活性化委員会の広報を務める松尾俊介さん(75)。18ホールのストロークプレーを各ホールで同時にスタートし、その成績をタイム差に換算し、高低差49メートルのコース内を時間差でスタートして順位を争う。アスリートの部、一般の部、ファミリーの部を設定。15日から募集を開始する。
【申し込みはhttps://www.sportsentry.ne.jp/
ゴルフトライアスロン考案した赤平出身の松尾さんが新競技立ち上げ
松尾さんは2019年にゴルフとマラソン、自転車を組み合わせたゴルフトライアスロンを考案。同コースを始めこれまでに全国各地で普及に取り組んできた。過去の参加者はトライアスロンや18ホールをいかに早くホールアウトするかを競うスピードゴルフ経験者が中心だったが、より気軽に参加できるようにと、2種目に絞って新たな競技を立ち上げた。
ゴルフ場を「ゴルフもできる場所に」
開催の最大の目的はゴルフ場の活性化だ。「ゴルフ場をゴルフをする場所から、ゴルフもできる場所に変えたい。そうしないと、今のゴルファーの一番層が厚い70歳がゴルフを辞めて、あと10年経って60歳がゴルフ辞めちゃったら、極端にゴルフ人口は減ってしまい、ゴルフ場がやっていけなくなり、閉鎖してしまう。これだけは避けたい」と力を込めた。
ダブルスには親子で出場してほしい
新競技の成功で、ゴルフ競技に新たな可能性を見い出す。自然の中をトレイルランニングといった競技とも親和性があり「100人は集めたい。特にダブルスというクラスを重点的に。親子で出てほしい。お父さんはゴルフで、子供がランニングで。すると家族でゴルフ場に応援に来てくれるじゃないですか」と相乗効果に期待を込める。北海道から、ゴルフ界へ新たな取り組みを発信する。