■オープン戦 日本ハム2-2ソフトバンク(3月14日、みずほペイペイドーム)
―(試合後、自ら)
「野村くん、(六回、左中間フェンス直撃の適時二塁打は)本当はホームランにできたけど、僕との(二塁打を打つ)約束であそこに落とした、あえて(笑)。テクニックついてきましたね(笑)」
【万波中正 〝有原撃ち〟オープン戦1号ソロ「優勝するためには必ず打っていかないと」】
―調子が上がってきた
「良い感じですね。ゆったり、ゆったり、落ち着いて打席に立てていますよね」
―雰囲気がある感じか
「ちょっと後ろ髪が与那嶺くんに似ている(笑)。たまに間違えるときがある。打席の中では落ち着いてきています」
―エラーの後の守備も良かった
「あれね、昔からそうなんですけど。僕が監督させてもらってから見て、いっぱいいっぱいの打球は野村くん、捕るんです。正面も捕るんです。その間が捕れない。いっぱいいっぱいではないところで、どうしても硬くなって、しっかりボールを見過ぎて肘から先の柔らかさが(なくなってしまう)。あれが、パーンってできたらね。あの1個目(の失策した打球)は捕ってほしかったね。2個目(のファインプレーをした打球)は抜けていいから(笑)」
―本塁打ではなく、二塁打を意識することで力みが取れているか
「そうそうそう。どうしてもホームランを打ちたい、ホームランを打てない焦りが出てくると、ちょっとした後ろの力みと、左肩の開きがどうしても早くなるんですよ。それをコンパクトに打ってもあそこまで飛ぶから、あの感じで。エスコンだったらどうだったかな。フェン直で、いい感じですよ。万波くんも(本塁打を)きれいにね。狙って打っていたら大したもんですね。狙って、来た、ボーンって打っていたら。でも、狙っていないだろうな。しっかり狙ったボールを100%で打つバッターって、今そんなにいないですもんね、多分」
―清宮はきょうも欠場したが、状態は
「きょう、スライディングをし始めたので」
―因縁のソフトバンク戦。オープン戦だが勝ちたかったか
「きょう? 全然。負けていいんですよ。全然大丈夫です」
―加藤貴は久々の登板だったが
「体調不良で、ちょっと痩せて心配だったんですけど、ブルペンでも60球ぐらい投げられていたし、きょうも57球。良いんじゃないですか」
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―ソフトバンクに故障者が出ている
「けがの内容が、アクシデント系でしょ。きょうの海野くんみたいなけがは、うわーってなるけど、デッドボールとか、自分で行ってのフェンスとか、筋肉系とか、膝がどうとか、脇腹とかだったら長くなるけど」
―けがの予防が大事になる
「きょうは全員代えずに。体力的にも、1試合出て疲れるんですけど、経験をさせておかないと。あしたは違うメンバーで1試合。結構、1試合出ると疲れるんですよ。オープン戦でも。ただ2打席だと、何か物足りないんですよ。僕も経験ありますけど。僕が選手のときは1試合出たらちょっと怒っていましたけどね(笑)。オープン戦やろ、ええやん2打席でって。若い子たちのアピールの場が減るでしょって僕は思っていたから。代えてくださいって言って。おなか痛いって言うよと(笑)」
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―これからは多く打席に立たせていくか
「こんな感じでしょうね。あとは細かい作戦もちょいちょい、入れていってもいいかな。勝ち負けは関係なしに。大差で負けていようが、0対0のつもりでバントをやらせたり、セーフティをやらせたり。誰でもね」
―あとは詰めの作業か
「そこまではね。詰め作業までは。もう4年目ですよ。どんだけしてきたか、いろんなことを。めっちゃ落ち着いている。しなくてもいいもん。勝手に考えてくれているから」
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―マルティネスを2番に入れた理由は
「(1番の)五十幡くんが出て(盗塁する際に)、(マルティネスの見逃し方や空振りの仕方は)キャッチャーが投げづらいかなと思って(笑)。真っすぐが多くなるからレイエスも考えたけど。邪魔、邪魔となってもあれ、守備妨害にはならないでしょ? 打ちに行っているから」
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