ファイターズ
2025/03/15 00:10 NEW

野村佑希 タイムリーエラーから挽回の好守&3安打 開幕4番の自覚

六回1死二塁、同点となる適時二塁打を放った野村=撮影・松本奈央

■オープン戦 日本ハム2-2ソフトバンク(3月14日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムの野村佑希内野手(24)が14日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンクとのオープン戦に出場し、地力でミスを挽回した。一回の三塁守備でタイムリーエラーを喫したが、奮起。好プレーを連発し、打撃では適時二塁打を含む3安打をマークした。4番の自覚を携え、おごらず、がむしゃらに突き進む。

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一回2死一、二塁、ソフトバンク・正木の打球を後逸する野村=撮影・井上浩明

 

昨季とは違い即座に気持ち切り替え

 受難の立ち上がりだった。一回の守備。2死一、二塁で三塁線寄りの強いゴロに反応し、打球の正面に入ったが、グラブをすり抜けるように後逸。1点を失った。昨季までは、自らも認める通り、一つのミスで意気消沈することがあった。しかし、今季は違う。直後、リチャードの三塁線を抜けそうな痛烈なゴロをダイビングキャッチ。体勢を整えて一塁に送球し、アウトにした。三回にも山川の同様の打球を処理し、チームを救った。

一回2死一、二塁、ソフトバンク・リチャードの打球をダイビングキャッチして送球する野村

 

 昨年11月下旬の「F FES」で、新庄監督から4番に指名されてから、自らが果たすべき役割を考え、腹をくくっていた。だから、くよくよしてはいられない。「まずはピッチャーに申し訳ない、加藤(貴)さんに申し訳ないとすごく思ったんですけど、どういう経緯であれ、4番を打たせてもらう。どっしりしないといけないと思っていました。反省はしましたけど、その次はまた切り替えて守備ができたので、そこは良かったかなと思います」。

左翼フェンス直撃の二塁打 新庄監督のコメントに苦笑いしつつも…

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