【プレーバック】オープン戦 日本ハム8-3ソフトバンク(3月16日、みずほPayPayドーム)

打線が上沢から9安打5得点 先発登板の伊藤は5回無失点
日本ハムは敵地でソフトバンクと対戦し、8―3で勝利した。
打線はかつてのチームメートを攻略。相手先発の上沢から9安打を放って5点を奪った。まずは一回だ。1死二、三塁で4番の吉田賢吾捕手(24)が右犠飛を打ち上げ、先制した。二回には2死満塁で2番の矢沢宏太投手兼外野手(24)が右前に2点タイムリーを運んだ。三回には1死二、三塁で伏見寅威捕手(34)が中前にはじき返し、2者をホームに迎え入れた。六回には1死二塁で代打出場の水谷瞬外野手(24)が右翼線に適時二塁打を放ち、6―0とした。6―3の九回には途中出場の万波中正外野手(24)が右翼ホームランテラスに2ランを叩き込み、点差を5点に広げた。
投げては先発の伊藤大海投手(27)が5回4安打無失点と好投。五回には無死満塁のピンチを迎えたが、後続を断った。2番手登板の松岡洸希投手(24)は打たせて取って1回をパーフェクトに封じた。3番手で七回のマウンドに上がった清宮虎多朗投手(24)は長短3連打を浴びるなどし、2点を献上し降板。1死一、二塁で緊急登板した生田目翼投手(30)も2番の柳町にタイムリーを許した。5番手で八回に登板した山本拓実投手(25)は2安打されながらも無失点と粘った。ラスト九回に6番手登板した斎藤友貴哉投手(30)は先頭に内野安打を許したものの、後続3人を抑え込み、スコアボードに「0」を刻んだ。
■一回に先制の右犠飛を放った吉田
「打ったのはフォークです。いい場面で回ってきたので、なんとか(走者を)かえしたい気持ちでした。2ストライクでしたが、当てることには自信がありましたし、(三塁)ランナーも矢沢だったので、落ち着いて勝負できたと思います」
■三回に2点タイムリーを放った伏見
「打ったのはストレートです。(石井)一成がバントを一発で決めてくれたので、いい流れで打席に立てました」
(全11カット)




