ファイターズ
2025/03/16 19:45

矢沢宏太 vs上沢「絶対に打つと決めていた」 お世話になった先輩だからこそー

二回2死満塁、ソフトバンクの上沢から適時打を放った矢沢(左)=撮影・松本奈央

■オープン戦 日本ハム8-3ソフトバンク(3月16日、みずほPayPayドーム)

「2番・右翼」で先発し2安打2打点2盗塁!

 日本ハムの矢沢宏太投手(24)がソフトバンクとのオープン戦にスタメン出場し、2安打2打点2盗塁と気をはいた。

 米大リーグを経てソフトバンクに移籍した上沢直之投手(31)と初めて対戦し、攻略の先陣を切った。開幕1軍、開幕スタメンが視界に入ってきた。

一回1死、矢沢が右前打を放つ=撮影・井上浩明

 

インパクト大の活躍にも「僕はギリギリの立場」

 1打席目は直球を右前にはじき返し、続く松本剛への初球で盗塁。容赦なく、ボディーブローを打ち込んだ。二回は2死満塁で変化球を中前へ運び、2点打。直後、2走・五十幡のスタートに合わせて動き、重盗を成功させた。

 2番打者として機能し「僕はギリギリの立場なので1本だけでは足りない。2本は打たないといけないな、というところだったので良かったです」と一安心だった。

一回1死、ソフトバンクの上沢(左)から右前打を放った矢沢

 

気合十分で打席へ 〝恩返し〟に成功

 試合中、広報を通じて「きょう、絶対に打つと決めていました」と感情を込めたタイムリー談話を発表していた。

 これは、上沢との対決を意識した発言だったと認め「お世話になった先輩ですし、いいピッチャーだなと思いながら守っていて、打ちたかったです」と明かした。

一回1死二、三塁、吉田の右犠飛で生還した矢沢(左)

 

投球スタイルは重々承知

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