【センバツ】優勝旗返還した健大高崎・加藤大成「もう一回、優勝」 道産子主将が史上4校目の2連覇誓う
昨年の優勝旗を持って入場行進する健大高崎の加藤主将(中央)=撮影・村本典之
センバツ開幕 加藤は第3試合に出場
第97回選抜高校野球の開会式が18日、阪神甲子園球場で行われ、32の代表校が堂々と行進。史上4校目の2連覇を狙う健大高崎の加藤大成主将(3年、札幌福井野中出)が優勝旗を返還した。同校は同日の第3試合で明徳義塾と対戦する。
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】
健大高崎の加藤主将(手前中央)が優勝旗を返還する
昨年も三塁手で甲子園優勝に貢献
手ぶらで群馬には帰らん! 昨春は2年生ながら三塁手として群馬県勢初の優勝に貢献した加藤主将は、「自分たちの代で選抜の優勝旗を返しに行くという目標だったので、それを達成できて、ホッとしてます」。優勝旗の代わりにレプリカは受け取ったが、「県民の皆様や応援してくださってる方のためにも、自分たちの代でもう一回、優勝して持って帰られるようにしたい」。再び紫紺の優勝旗を携え、凱旋することを誓った。
中学時代のチームメートたちと再会 東海大札幌高の高橋英汰から…
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
加藤は中学硬式の札幌新琴似リトルシニア出身。開会式前日に行われたリハーサルでは、合間を縫って全国に散らばる当時のチームメートたちで記念写真を撮影したが、加藤主将だけメディアの取材対応で間に合わなかった。彼らとはこの日の開会式前に再会。東海大札幌高の高橋英汰投手(3年)から「きょうは頑張れよ」と激励を受けると「ありがとう」と返し、健闘を誓った。
生嶋監督が教え子たちに熱いエール
バックネット裏には、教え子の入場行進を見守る札幌新琴似リトルシニアの生嶋宏治監督(64)の姿があった。今大会にOBは、東海大札幌高に5人、健大高崎に2人、山梨学院に2人、合計9人が聖地で入場行進した。残念ながら教え子たちの試合を見届けることはできないが、「こんな素晴らしい球場で全国大会の舞台に立てるんだから、何も恐れず今までやってきたことをしっかりやって、大暴れしてこい!」と熱いエールを送った。
入場行進する健大高崎の選手たち
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】