■オープン戦　巨人２－５日本ハム（３月１８日、エスコンフィールド北海道）

　開幕４番が決まっている日本ハムの野村佑希内野手（２４）が１８日、巨人戦（エスコンフィールド）でオープン戦１号ソロを放った。水谷の右越えソロで１点リードした五回、２死から相手２番手・京本が投じた初球のカーブを捉え、左翼スタンドへ。ダイヤモンドをまわると、以前から「本塁打はいらない」と言われている新庄監督に×マークを出されたが、状態の良さをアピールした。直後に清宮も右越えソロをマークし、１イニング３発の一員となって勝利に貢献した。一問一答は以下の通り。

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―本塁打の感触は
「感触は良かったです。見え方も悪くないですし、少しずつファウルも減ってきているので、その辺はいいかなと」

―新庄監督が×マークを
「はい。あんまり意識しすぎると、また悪くなるということだと思うので、意識は変えずにいければと思います」

―本塁打を意識しすぎないことが好結果につながっているか

「ホームランを意識しないというよりかは、打球方向だったり、そういうので体の開きが抑えられたり、当たり方が変わったり、いろいろあるので、一概にホームランを狙っていないから、というわけではないと思うんですけど、いいスイングが増えてきているので、いい方向に向かっているんじゃないかなと思います」

―残り試合で確認したいことは
「やることは変わらず、開幕まで同じように前の打席の反省と修正を繰り返しながら、良い状態でいいスイングをして一日を終われるように、というのを繰り返して開幕を迎えられれば、と思っています」

―１イニング３発。層の厚さを感じるか
「もちろん。ちょっとでも隙を見せたら、というのはあるので、層の厚さもあると思うし、ライバル意識を持ちながらやりたいと思います」