《SHINJOの信条》清宮くんより声援、大きかったもんね(笑)

■オープン戦 巨人2-5日本ハム(3月19日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら口を開き)
「投手陣が、ランナーがいなくてもタイミングをずらすクイックとかをしっかりしてくれている。金村くんは、岡本くんにホームランを打たれる前に、1つでも(タイミングをずらす投球を)入れていたら、また結果は変わっていたんじゃないかなというふうには思いました。河野くんのあれ(タイミングをずらす投球)は気持ち良かったね。あれを1球、見せられたらもう。また(打者の)タイミングの取り方が変わるんですよね。タイミングの取り方が変わってくると、ファウルになってくる。それをすることによって、不安はあったと思うんですけど、こうやって打ち取っていくにつれて、投げている本人も分かる」
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―万波は試合前に足をくじいたか
「大丈夫。投げる時に足をひねりそうになって、抜いているから。あのまま行くと、ダメなんですけど。そういうアクシデントもたまには誰でもありますよ。大丈夫です、それは」
―次カードのヤクルト戦は
「大丈夫でしょ。大丈夫じゃなかったとしても、代わりはいますので。ゆめぴりかの数ぐらい(笑)」
―上川畑が攻守で活躍
「守備も良かったし。(これまで)あんまりインパクトが残る打撃内容ではなかったんですけど、きょう打ってくれたらいいなと思いながら見ていて、しっかり結果を出してくれた。守備はもう言うことないから。結果、内容がすごく良かったですね」
―上川畑の打撃で、これまでと変わったところは
「1本目の三塁線(への安打)が大きかったんじゃないですか。ラッキーヒットというか、しっかり打ってのヒットじゃなくて、ああいうのが1打席目に出たら乗っていけるタイプだから。意外と多いんですよ。1打席目に打つと、2、3本目って出るタイプだから」
―守備は球際が強い
「強いですね。球際でもグラブが下から上に行くので、少しイレギュラーしたとしても、反応できますよね」
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―きのうは一発攻勢で、きょうは下位打線がつながった
「あのね、ソフトバンク戦の時は足でかき回して、そういう打線を組んでそういう点の取り方をして、きのうは長打というか、足の次は強力打線というか、そういうのを組んでしっかり(本塁打)4本。きょうはその間。バランス型。何でもできますよ」
―1番から4番に、きのう本塁打を打った選手を並べた。意図的か
「違う違う違う。きょうは、森本コーチが考えた打線だったので。あさっては枳穀マネジャーかな(笑)。それもね、良い勉強になるんですよ」
―違う型の打線になる
「そうそう。走れる選手を置いて、きょうのように1番から強力に並べたり、間に挟んでくるかもしれないし」
―現状はどういうイメージか
「ピッチャーによります。左(投手)でも、変わってくるし」
―山崎の打撃練習は
「良かった。でも、もういいでしょ。モチベーションを上げさせるために、キャンプからやっていた。好きなことをやらせたいし、好きなことを取り組ませて、ピッチングにもプラスになればと思って。もう次からはピッチングに専念してもらって。これをやることによって、交流戦でもね。今からちょいちょいね、ピッチャーも(打撃練習を)やっていても良いと思うんですよね。やっぱり交流戦のピッチャーの一打はめちゃくちゃでかいと思うんですよね。セ・リーグのピッチャーで、バッティングのいいピッチャーいるじゃないですか。バッティング練習しているんですかね?」
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―している選手もいる
「ね。ただ詰まるのが怖いですけどね。そんなこと言っていたらね、セ・リーグも打席に立てないし」
―準備しておくことが大事
「そうそう。伊藤くんなんかでもバッティング好きだし、早めにやらせてもいいかなとは思いますけど」
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―山崎を代打で起用するプランは
「いや、これだけ野手が良かったら、ないかな。野手にけが人が多かったら、準備させておかないといけないから。けが人とか、(野手の)内容が悪かった時に。(山崎の)バットの出方は素晴らしいものがある。フリーバッティングを見ていても、彼ぐらいじゃないですか、常にポイントが前に来ているのは。あとは打席で、結果を出さなくて良いから、力みがない。そういうところに期待はあったんですけど、もうピッチャーに専念してもらって。もう大丈夫。キャンプから楽しい過ごし方をさせられたし、あの笑顔が良いじゃないですか。清宮くんより声援、大きかったもんね(笑)。それ、大事なことなんですよ。あれを聞くとね、やらせたくなるけど、いったん終わりということで」
―金村と田宮のコンビネーションは
「去年からね。同級生というのはでかいですね。(ベンチに)帰って来てもいろんな話をして、コミュニケーションはすごい取れている。常にテレビのコラボをセッティングしてもらって、さらに良い関係になってくれたら(笑)。良くなりすぎても良くないですけどね、これが。ピッチャーの性格によっては、合わないキャッチャーを使うのも一つの方法」
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