コンサドーレ
家泉怜依 思い出の四国で今季初連勝へ「いつもと少し違う感情」

■3月21日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は21日、札幌市内で全体練習を行った。DF家泉怜依(25)は、23日に行われる第6節・愛媛戦へ向けて気合十分。高さと強さを兼ね備える背番号15が、攻撃をシャットアウトし札幌を今季初の連勝に導く。
連敗脱出しムード良好「自信持ってプレーできている」
連敗のトンネルを抜け出し、クラブのムードは良好だ。守備の要を担う家泉は「ようやく勝利して良い気分で練習を迎えることができた。一昨日も昨日も、きょうも良い雰囲気でした。全体的に声が出ていて自分も自信を持ってプレーできている」と、充実の表情を浮かべた。
試合を重ねるたびに、首脳陣の信頼を高めている。第3節・山口戦で今季初出場を果たすと、その後はDF大﨑の負傷もありディフェンスラインに定着。15日・秋田戦では貴重な追加点を挙げるなど、攻守にわたる活躍で今季初白星に貢献した。
レギュラー選手の大きなメリットは
定期的に試合をこなすことで生まれる好循環がある。ゲームで出た課題と向き合い、次戦へ向けて準備を進める。週末の実戦を目指すサイクルの確立を、レギュラー選手の大きなメリットと捉えている。
「どんなカテゴリーでも試合に出ることが大切。課題が出るから成長できる。メンバーから外れるとモチベーションを落としていないつもりでも、試合に絡めないモヤモヤが残る。今はそれがない。ネガティブな感情がないので、一日一日良い気持ちで練習に取り組めている」