ファイターズ
池田隆英 自身の〝選手グルメ〟を生んだ小村社長とのやりとり「そろそろ出してくださいよ」

■オープン戦 ヤクルト2-5日本ハム(3月21日、エスコンフィールド北海道)
七回に2番手で登板 1回無安打無失点
日本ハムの池田隆英投手(30)が七回から2番手でマウンドへ。1イニングを無失点に抑えた。開幕1軍スタートへ、22日の同戦では今季初の連投に臨む予定だ。
照準はペナントレース開幕 「投げて合わせていく」
14日のソフトバンク戦以来、中6日でのマウンド。1死から四球で走者を出したものの、落ち着いていた。中村悠を遊ゴロ、続く茂木を左飛に仕留め、無失点で切り抜けた。
この日の最速は148キロ。「出力が足りないって感じです。(球速が)気になりますね。でも、投げ続けていったら、上がると思います。投げて合わせていかないといけない」。初の連投で18日にもマウンドに上がり、徐々に状態を上げていく。

出遅れを挽回した24年シーズン
昨季は右肘の炎症でシーズン開幕に出遅れ、1軍昇格は7月だった。夏場以降は29試合に登板し、15ホールドをマークするなどフル回転の活躍を見せた。
ブルペン陣に欠かせない存在の右腕は「けがをしてしまって出遅れた分、慎重になっている部分が大きいです。投げていけば、(状態は)上がるところまで来ていると思います」と、うなずいた。