ファイターズ
《ハム番24時》3月22日

後輩の活躍を、開幕への弾みとする。清宮幸の母校・早実が22日、センバツ高校野球で高松商との1回戦に臨み、8-2と快勝した。「伝統校対決な感じもしたので、楽しみにしていた」という清宮幸は試合前練習を終えて結果を知ると、拍手をしながら「ウエーイって感じです」と無邪気に喜んだ。
大会前に「(昨年の)エースの子が残っているので」と期待を寄せていたように、この日はエース左腕の中村が8回1失点と好投。さらに打っても4安打3打点と投打でチームを勝利に導いた。この活躍ぶりには清宮幸も「キャプテンで打って、守って、投げて。頼もしいですね」と脱帽した。
大会前には部員全員分のシューズケースを贈り、後輩たちの背中を押した。無事に初戦を突破し「最後まで行ってほしいですし、OBたちはみんな、今の後輩たちの頑張っている姿を見て、すごい活力をもらうと思うので、本当みんなに元気を与えてほしいなと思います」とトーナメントを駆け上がっていくことを願った。
開幕まで1週間を切ったタイミングで届いた吉報は、これ以上ない刺激となったはずだ。