《SHINJOの信条》イメージはレフト線だったんだけど、きれいにセンター前。よく打ちましたね。

■オープン戦 ヤクルト3-3日本ハム(3月22日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら口を開き)
「上川畑くんの(投ゴロになった)スクイズは、去年までだったら天然芝で(打球の勢いが)死ぬから、ピッチャー前で良いよというチームの決まりだったんですよ。今年は人工芝になってどうなるんかなと、それを見たかった。そしたら案の定、普通に転がっていた。またスクイズの仕方の決め事を変えないと。今度は方向になるかな。方向をしっかり決めて。ちょっと難しくはなりますけどね」
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―上川畑に、投前へ転がすよう指示していたのか
「いや、指示ではない。指示はないけど、去年の癖は付いているから、あそこには転がる。きょうのバントはちょっと勢いがありすぎたんだけど、(去年までは)土から芝に入った時に、ガンって(打球の勢いが死んで)、ボトンって落ちるぐらいの感じだったから。ピッチャーの方も、そういう打球になるからしっかりボールを見ようとして遅れるんですよね。それが人工芝になったらポンポンポンってすぐいけたから。(開幕に向けて)良いものが見られましたね。あと気になったのが、万波くんにしても、きょうの塩見くんにしても、滑っているじゃないですか。外野の芝が長いのか、土が軟らかすぎるのか。土が軟らかかったらどうしようもできないですけど。この間、水谷くんもちょっと滑っていたんですよ。この時期なので、もうスパイクを替えたり、こっち側が考えていくしかないですね。いきなり(グラウンドは)変えられないので」
―現役時代、甲子園で滑る経験は
「甲子園はないですね。僕は人工芝でもスパイクで守っていたから。人工芝のスローイングの仕方、足の運び方と、天然芝の足の運び方は変えていたので。2パターンありました。天然芝のように人工芝でやると、踏み出した時に左足が引っかかりすぎるので」
―今川が代打で結果を出した
「イメージはレフト線だったんだけど、きれいにセンター前。よく打ちましたね。左ピッチャーがブルペンで結構、力を入れて投げていたので、田宮くんのところで左ピッチャー来るかなと思って、前もって用意させていました。野村くんもね、(代打で)良いヒット打ったし」
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―バーヘイゲンも好投
「良かった、良かった。ほとんどストライクでしょ。良い仕上がりで終われたと思います」
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―バーヘイゲンは去年、あまり成績を残せなかったが
「実力があったので。それが(出るのが)今年になったというだけじゃないですか。1年目は誰しも気合が入って、自分じゃないパフォーマンスになってしまう時があるので。バギーは(日本に)久々に帰ってきて、向こう(米国)では中継ぎしかしていなかったので、その難しさもあっただろうし。今年は落ち着いてキャンプからやってくれている」
―チームが負けない
「きのう、引き分けって言っていたでしょ。やっぱり当たる。あしたはどっちでもいいです。勝ったら勝ったでいいし、負けたら負けたでいいし」
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