コンサドーレ
2025/03/23 21:05

金健熙&木戸柊摩〝ディサイダー〟躍動で逆転勝利!「監督の期待に応えられて嬉しい」

試合終了後、FW金健熙(左)と抱き合って勝利を喜ぶMF木戸(中央)=撮影・石川崇子

■J2第6節 愛媛1-2札幌(3月23日、愛媛・ニンジニアスタジアム)

今季初の2連勝

 北海道コンサドーレ札幌は23日、敵地で愛媛と対戦し2ー1で逆転勝利を収めた。同点で迎えた後半37分に途中出場のFW金健熙(30)が、MF木戸柊摩(22)のクロスから値千金の勝ち越しゴールを決めた。岩政大樹監督(43)がチームの強みと語る選手層の厚さを見せ、札幌は今季初の連勝を飾った。

攻撃の切り札たちで決勝ゴール

後半37分、逆転となる2点目を決めたFW金健熙=撮影・石川崇子

 

 総力を結集し劣勢の展開をはね返した。勝負を決めたのは、クラブの誇る切り札たちだ。家泉からのパスを右サイドで受けた木戸は「中にゴニ(金健熙)と(白井)陽斗くん、(近藤)友喜くんと3枚揃っていたので、シンプルに上げて攻撃を終わらせることが大事だと思った」。味方の位置を確認すると、迷わずゴール前へクロスを放り込んだ。

 ワンバウンドしたボールは、ファーサイドで待つ金健熙の元へ。ダイレクトで捉えたボールは、低い弾道でゴール左に突き刺さった。会心の一撃に「(近藤らが)前で競り合ってくれて、こぼれてくると思って準備していた。バウンドがうまく上がってきたので、インパクトに集中した。幸いにも自分のゴールで勝利に導けて、監督の期待に応えられて嬉しい」と、満面の笑みを浮かべた。

J1レベルのストロングポイント 指揮官「逆に僕自身が…」

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