ファイターズ
2025/03/25 18:45

開幕マスク有力の田宮裕涼 「まずは初戦絶対、勝てるように」 西武・今井攻略の糸口は-

明るい表情でノックを受ける田宮=撮影・桜田史宏

■全体練習(3月25日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハム・田宮裕涼捕手(24)が、シーズン開幕に向けて万全を強調した。昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けた影響などで調整が遅れていたが、ここに来て完全復活。28日の西武戦(ベルーナドーム)では、2年連続の開幕スタメンマスクが有力となっている。

「もう不安なく開幕からいける」

 エスコンフィールド北海道での全体練習を終えた田宮の表情は明るかった。「もう不安なく開幕からいけると思います」とキッパリ。「キャンプの時は状態あまり上がってこなかったので、開幕間に合うかどうか自分に不安なところがあったのですが、しっかり合わせることができてよかったです」と言葉に力を込めた。

打撃練習する田宮

 

金村のために青いキャッチャーミット

 19日には開幕投手に内定している金村の最終登板で、バッテリーを組んだ。昨季からコンビを組んでおり、信頼関係はバッチリ。オフには同学年右腕の要望を受けて、青のキャッチャーミットを作った。それだけに2年連続で先発マスクをかぶる可能性が高い。

19日の巨人戦、青のキャッチャーミットで金村とバッテリーを組んだ田宮(右)

 

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 開幕前最後の3連戦となったヤクルトとのオープン戦では、苦しんでいた打撃でも結果を出した。22日には三塁打を放ち、23日は途中出場で中前適時打をマーク。「みんなより実戦も遅れていたので、少し焦りはありましたけど、試合の中で自分のやりたいことをできたと思います」とほっとした表情を浮かべた。

攻守に活躍 昨年の経験生かす

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