ファイターズ
清宮幸太郎 2年ぶり開幕スタメンに向けて心身共に良好「気負うことなく、いつも通りに」

■全体練習(3月25日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が25日、エスコンフィールド北海道での全体練習に参加。2年ぶりの開幕1軍スタートが確実となった背番号21が、3本塁打を記録したオープン戦の勢いそのままに、新シーズンに突入する。

コンディションは「まだまだ。もっと良くなる」
西武との開幕戦まであと3日。開幕前最後の本拠地練習となったこの日、清宮は打撃練習などで汗を流した。オープン戦では途中、右膝の違和感で5試合連続欠場もあったが、幸い大事には至らず、最終週の5試合には全て先発出場して2本のホームランをマーク。コンディションについては現時点で「まだまだという感じ。もっと良くなるかなと思う」と控えめだが、その瞬間に向けての臨戦態勢は着実に整いつつある。

昨季は自主トレ中に左足関節捻挫を発症した影響もあり、開幕は2軍で迎えた。今季は開幕1軍はもちろん、エスコンでの公式戦初戦となった2023年の楽天戦以来、2年ぶりとなる開幕スタメンも有力視されている。2年前は初の開幕スタメンということもあって「勝たなければ、という気持ちがすごくあった記憶がある」と、気持ちが前掛かりになっていたが、今年は「特に気負ってはいない。143試合のうちの1試合なので、そんなに気負うことなく、いつも通りに臨めたらいい」と、平常心をキープ。メンタル面でも良い状態で試合に臨めそうだ。